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自治体の皆さまへ

ほけんとふくし(5)

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長崎県西海市

■10月は臓器移植普及推進月間です〈家族と話し合う機会を作ろう〉
▽1万6千人の移植希望者と少ない臓器移植
全国には重度の病気となり移植でしか根治しないと診断された方のうち、移植希望登録をされている方は現在約1万6千人です。
日本では臓器提供者が少ないため、実際に移植を受けることができる人は年間約3%です。

▽4つの権利と意思表示
臓器提供と移植については、誰もが4つの権利を持っています。
・臓器を提供する権利
・臓器を提供しない権利
・移植を受ける権利
・移植を受けない権利
臓器提供意思表示カードは“提供したい・したくない”どちらも表示できます。

▽臓器移植法が改正されました
臓器移植法が改正され、親族に対し臓器を優先的に提供する意思を書面に表示できるようになりました。
また、脳死下からの臓器提供においても、ご家族の承諾があれば、臓器提供ができるようになりました。
これにより、15歳未満の方からの脳死下での臓器提供が可能となりました。

▽話そう。大切な人と。~知らせておこう自分のこと。知っておこう家族のこと~
臓器の提供は、本人の意思が尊重されますが、最終的には家族の判断が必要になります。
家族が迷わないためにも、日頃から、臓器提供についての意思を表示することが大切です。

▽健康保険証・運転免許証に意思表示欄が設置されました
改正臓器移植法の施行に伴い、被保険者証および運転免許証の裏面に臓器提供に関する意思表示欄が設けられています。
ご自分の意思についてご家族や友人と話し合って意思表示をしておきましょう。
臓器提供を強要するものではなく、記入はあくまでも任意となります。

問い合わせ先:(公財)長崎県健康事業団 総務課
【電話】0957-43-7131

問合せ:健康ほけん課
【電話】37-0067

■傾聴講座~相手の話を聴く技術を学ぼう~〈生活支援体制整備事業〉
8月4日(日)西海総合福祉センターで、鎮西学院大学開浩一(ひらきこういち)氏を講師に31名が参加しました。この講座は「話し相手が欲しい」という高齢者等のニーズに対応するために、地域助け合い推進の観点で企画したものです。
傾聴とは「相手の言うことを否定せず、耳も心も傾けて、相手の話を聴く会話の技術である」という講話の後、「うなずき・表情・態度で聴く・あいづち・くりかえし・共感」などを踏まえ、二人一組で傾聴の実習も行いました。
参加者からは「楽しく傾聴を学ぶことができた」「傾聴の難しさが良く解る講座でした。共感はすごく難しく、わかっているつもりで返事をしたりしていないか、今一度立ち止まって今日の講座を今後大いに活用できるように頑張っていきたい」等の感想が寄せられました。
人は話を聴いてもらうことで、心が軽くなり、希望が見いだせることがあります。皆さんも、地域の中でぜひ「傾聴」に取り組んでみませんか?

問合せ:包括支援課
【電話】37-0245

■10月17日~23日は「薬と健康の週間」です〈薬は用法用量を守って〉
医薬品は、使用することにより人体に作用を及ぼし効能効果を発揮させるものですが、同時に程度の差こそあれ、何らかのリスクを併せ持つものです。薬を使用する際には医師や薬剤師から適切な情報を受け、正しく使用してください。
次のようなことに注意し、より安全に効果的に使用してください。
・使用する前に薬の説明書をよく読みましょう
・用法・用量を守りましょう
・薬の剤形にあった服用方法を守りましょう
・薬の飲み合わせに注意しましょう
・高齢者やこどもの薬の使用には特に注意しましょう
・薬は正しく保管しましょう
・古い薬の使用はやめましょう

問合せ:健康ほけん課
【電話】37-0067

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