〔避難行動編〕
・ヨウイシュウトウ家
決めていた安全な道を徒歩で避難する「ヨウイシュウトウ家」。日頃から、浸水想定区域や避難場所などを確認していたため、素早く避難することができました。
・ドガンカナル家
遅れて避難し始めた「ドガンカナル家」。避難場所までの経路がわからず、慣れない道を歩くことに。強い雨風に打たれ、傘が壊れるなど、安全に避難できていません。
◆積極的に情報収集
台風や集中豪雨から身を守るためには、気象情報や避難情報を積極的に収集することが大事です。
○諫早市防災メール
防災行政無線の内容も文字で確認できます。要事前登録。
○緊急告知防災ラジオ
災害時などに、市が緊急放送を行います。(販売価格:2,500円)
○防災行政無線
屋外スピーカーから防災情報などをお知らせ。
聞き取りづらいときは
防災行政無線テレホンサービス
【電話】0120-419-009(無料)
○気象情報〈長崎地方気象台〉
○停電情報〈九州電力送配電〉
◆地域の危険性を確認
ハザードマップで、地域の危険性や避難する場所などを確認しよう!
ハザードマップとは、被害が想定される区域や指定避難所などが示されている地図のこと。洪水や土砂災害などのマップがあります。
○洪水ハザードマップ
市内の主要河川が氾濫した場合の浸水深や避難場所などが確認できるハザードマップです。
○土砂災害ハザードマップ
土砂災害の危険がある場所や避難場所などが確認できるハザードマップです。
○防災マップ
地域住民が主体で作ったマップです。
◆避難のタイミングを逃がさない
早めの避難、明るいうちの避難が基本。「避難」とは「難」を「避」けること。安全な場所にいる場合は、無理に避難場所に行く必要はありません。また、市が指定する避難所だけでなく、安全な親戚・知人宅などに避難することも考えてみましょう。
夜間は、家の中の安全な場所(2階以上や、崖から離れた場所)で待機し、明るくなってから避難所へ向かうという選択も。
〔避難所編〕
・ヨウイシュウトウ家
飲料水や食品などの非常持ち出し品がある「ヨウイシュウトウ家」。
スマートフォンのモバイルバッテリーなども用意していたため、大きな困り事はありません。
・ドガンカナル家
非常持ち出し品を用意していなかった「ドガンカナル家」。
一時的な避難所では、食料品や日用品の公的な提供はありません。
◆非常持ち出し品を用意
◆昔と今で違う防災知識
以前は非常時持ち出し品の代表であった乾パンですが、心配事や心痛が多い避難所では食欲も落ちるため、喉を通りやすい食品の方がおすすめです。
現代の暮らしに欠かせないのがスマートフォン。停電が起きると充電もままなりません。できるだけ長い時間使えるようソーラーパネル式充電器やモバイルバッテリーを用意しておきましょう。
◆避難場所を知っておく
警戒レベル3 (高齢者等避難) で、市内16カ所に次の避難所を開設します。
・上山荘 ※社会福祉会館から変更
・北諫早小学校屋内運動場
・小栗小学校屋内運動場
・小野体育館
・有喜ふれあい会館
・西諫早公民館
・本野ふれあい会館
・長田いこいの広場(みのり会館)
・多良見支所(ペット可)
・多良見多目的研修館
・森山公民館
・飯盛ふれあい会館
・高来会館(ペット可)
・小長井文化ホール
・市民センター4階(ペット同行避難専用)
・諫早中央保育所(乳児・妊産婦専用)
※状況により変更になる場合があります。
災害はいつ来てもおかしくないと意識を持ち、今できる「事前の備え」が大事です。
問合せ:危機管理課
<この記事についてアンケートにご協力ください。>