■道の尾自治会 伝統行事を通じて親睦を深める
12月24日、新年を迎えるに当たり、道の尾防災センター玄関用の「門松づくり」を行いました。30~80代までの21人が参加し、松、竹、梅、南天などの材料、電動のこぎり、電動カンナなどの道具を持ち寄り作業を進めました。「笑う門には福来る」、竹の先端を斜めにカットして笑顔の口に見えるように作るのがこだわりです。完成後は昼食を食べながら歓談し参加者の親睦が深まりました。
そして迎えた新年、1月6日には、1年間の無病息災と家内安全を祈願する「鬼火焚き」を開催しました。20人で午前9時から櫓(やぐら)を組む作業に取りかかり、底辺の1辺3.2m、高さ5m、12段の櫓が12時過ぎに完成しました。点火式には、道の尾保育園の子どもたちや、たくさんの人が参加し、約150人の来場がありました。竹が白い煙を上げながら勢いよく燃え上がり「パーン」「ボーン」と音を立て破裂すると、皆で「鬼の骨(おんのほね)!」と叫んで悪霊を追い払いました。婦人部が「ぜんざい」やお茶・お酒を振舞い、残り火でお餅を焼いて食べたり、焼き芋をする人もいて、参加者の皆さんに喜んで頂き、住民同士の絆も強まり、充実した楽しい一日になりました。
道の尾自治会 会長 丸山一郎
■平木場地区 健康、そして平和を!~伝統行事を受け継ぐ~
12月20日、26日に平木場地区老人クラブ「千歳会」有志20人ほどで「しめ縄」と「門松」を上長与地区公民館の玄関前につくりました。しめ縄を藁から綯い、山から竹を切り出し、飾りを家の庭や畑から持ち寄り、和気あいあいと楽しみながら高さ3mほどの門松が完成しました。新しい年を迎え、お互い健康で長寿、そして平和な世界・世の中でありますようにと願いを込めて。
年が明け1月7日には、平木場自治会主催の「鬼火焚き」のやぐらづくりにも加勢し、各家庭から持ち寄った正月飾りとしめ縄・門松にも願いを込め、少年育成部会(子ども会)と共に焚きあげました。たくさんの親子が集まり、餅を焼いて食べるなど地域の絆も深まりました。
これからも、しめ縄・門松づくりや鬼火焚きなど、地域に伝わる伝統行事を大切にしていきたいと思います。
千歳会 会長 山口洋治
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