◆メディアとの向き合い方
近年メディアのおかげで生活が便利になりましたが、子どもたちへの好ましくない影響も見られます。メディア特にスマートフォン、ゲームの光刺激は、中毒性があり、依存性があります。その結果、視力の低下、言葉の遅れ、運動能力の低下、表情が乏しいなどの影響を及ぼし、人としての土台となる「感性」「信頼関係」「人とのコミュニケーション」「体験による学び」などを育む機会が減ります。
▽このような様子は見られませんか
・電子メディア機器を1日2時間以上使用する
・電子メディアを好む、よく見る、なかなか手放さないなど
▽このような様子が見られたらおすすめしたいこと
・テレビ、スマートフォンを見せない、触らせない
(テレビに布をかける、大人が子どもの前でスマートフォンを使わない)
・声掛け、語りかけ、身体を使った関わり合いをできる範囲で増やす
→遊びの例(お子さんの好きな遊びを一緒にする、絵本を読む、お絵描き、外遊び、散歩など)
・1か月から半年実践してみる
子どもの機嫌が悪くなることがあるため、家族の理解が必要になりますが、子どもへの害が少なく、お金がかからずできます。まずは1週間、これを機会にお子さんの好きな遊びを一緒に楽しんでみたり、外で思いっきり遊んでみたりして挑戦してみてはいかがでしょうか?
参考:長与町役場生涯学習課「早期のメディア漬けが及ぼす影響」の資料
「メディア漬け」で壊れる子どもたち 清川輝基・内海裕美
文責:高田保育所
<この記事についてアンケートにご協力ください。>