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健康テラス

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長崎県長与町

◆「最近のワクチンの話、小児・高齢者・妊婦」
おひさまこどもクリニック 尹忠秀先生

近年、ワクチン接種は小児だけでなく、高齢者や妊婦にとっても重要な選択肢となっています。今回は最近の情報を簡単にご紹介します。
小児では従来の4種混合ワクチンが5種混合ワクチンになり接種回数が減り、肺炎球菌ワクチンや子宮頸がんワクチンはより効果の高いものに変更になりました。
高齢者向けの従来の肺炎球菌ワクチンに加えて帯状疱疹やRSウイルスに対するワクチンが利用できるようになりました。
これらのワクチンは神経障害や肺炎を予防し、高齢者の健康を守るために役立ちます。
妊婦に百日咳やRSウイルスに対するワクチンを接種すると、生まれてくる新生児をこれらの病気から守ることができます。日本でも導入に向けた準備が進んでおり、今後普及していくと考えられます。
ワクチンは「接種していて良かった」と実感できることが少ないものです。痛みを伴い、費用も安いものではありません。しかし病気を防ぐ、入院や死亡するリスクを減らすなどの効果が証明されています。
「打っておけばよかった」と後悔しないためにも、かかりつけ医と相談し必要なワクチンの接種を受けておくことをおすすめします。

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