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学ぼう♪歴史文化遺産

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長崎県雲仙市

■国見町内屋敷遺跡の調査成果
縄文時代から室町時代まで1万年の歴史

春から夏にかけて行った国見町内屋敷遺跡の調査も無事終了しました。主な成果を紹介します。
縄文時代では、約1万年前、調理を行ったと考えられる「炉跡」が見つかりました。炉跡は、拳ほどの大きさの石がきれいに並べられて作られており、炎の熱で変色している石もありました。周囲からはたくさんの土器片が見つかり、炉跡を囲み談笑する縄文人の暮らしが目に浮かぶようです。

室町時代では、数多くの土坑墓や五輪塔が発見されました。発見された墓坑の数は178基で、県内最多の発見となりました!墓坑の中からは、人骨や土師皿、刀と思われる鉄製品が発見されました。土師皿や鉄製品などは、亡くなった方を埋葬する際のお供えものだったのでしょう。発見された様子から、とても丁寧に埋葬された様子が伺えます。故人を大切に想う気持ちは、500年以上の時を経て、現代の私たちに受け継がれています。

問合せ:生涯学習課
【電話】0957-47-7864

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