■ジーオだより
島原半島ユネスコ世界ジオパークでは、ジオパーク活動を通じて地域の宝を守り、未来に引き継いでいくために行うべき活動を4つの項目に分類して取り組んでいます。
その活動の一部をご紹介します。
◆[保全]ジオサイトの保全活動
地域資源の保全や地域遺産の継承を、地域住民や関係機関と連携して行っています。令和5年度は雲仙普賢岳噴火の被災地である北上木場地区「定点」の草刈り、雲仙地獄近辺の清掃活動などを実施しました。
◆[教育・研究]高校生研究発表大会
半島内の高校生が、再生可能エネルギーの発電に関する研究、廃野菜や地元の食材を利活用した商品開発を行うなど、郷土の魅力を発見し、持続可能な地域づくりに繋がる研究発表を行いました。
◆[観光]第64回ジオ空教室
南島原市の原城跡にて、島原城築城400年記念事業にあわせて、半島の発展に尽力した松倉重政の統治の痕跡を探るまち歩きを実施しました。「地元の魅力を再認識した」との声も。
◆[ネットワーク]姉妹ジオパークとの交流
香港ユネスコ世界ジオパークのジオパーク・スクールから高校生たちが修学旅行で来島しました。口加高校の生徒たちと食などの異文化交流を行い、親睦を深めました。
問合せ:島原半島ジオパーク協議会事務局
【電話】0957-65-5540
<この記事についてアンケートにご協力ください。>