■あなたのまわりにも!禁煙成功談
令和5年度に健康づくり課で実施したアンケートで、喫煙者の6割が、「やめる気はあるが時期はわからない」と回答しています。「やめたいけど、やめられない…」という人に禁煙成功談をご紹介します。
◆仲間と一緒に頑張った(宮本さん)
○禁煙のきっかけ
喫煙歴は16年ほどで、1日の本数は10本以下でしたが、飲み会では本数が多くなっていました。健康診断で、「たばこを吸い続けたら肺が真っ黒になって肺がんになるよ」と言われて、いつかは禁煙したいと思っていました。同級生グループで、結婚や子どもが産まれるといったタイミングが重なり、グループで禁煙を一緒に頑張ることにしました。先に禁煙を始めていた同級生の村木さんも加わって、お互いの存在がモチベーションになりました。
○禁煙してみて
禁煙開始後も、そこまでイライラすることはなく、「これならもっと早くに禁煙したらよかったな」と思いました。体力がついて、趣味のサッカーでも体が動きやすくなり、子どもが生まれる前にやめることができたので良かったです。また、たばこ代も好きなことに使えるようになりました。
「たばこをやめられなくなる前に少しでも早く禁煙を!」と伝えたいです。
◆環境が変わって、吸わなくなった(田原さん)
○禁煙のきっかけ
喫煙歴は20年ほどで、以前は1箱230円くらいで自販機もあったため、入手しやすかったと思います。それが、法律が変わって、いろいろな場所でたばこが吸えなくなりました。街なかの喫煙所が減り、喫煙所を探すことがストレスでした。職場の喫煙所も遠くなって、やめようと思いました。
○禁煙してみて
喫煙所を探すストレスがなくなり、イライラすることが減りました。たばこを吸っていたときは、よくせき込むことがありましたが、それも改善されました。もともと喫煙のメリットはないと感じていましたが、なんとなく習慣になっていた喫煙をやめることができました。
今後は、喫煙所が近くにあっても吸わないだろうと思います。
禁煙には、「仲間の存在」や「環境」の影響も大きいです。
禁煙にチャレンジしている人がいたら、周囲の人も協力しましょう!
▼禁煙すると、こんなにいいことが!
○20分後
血圧と脈拍が下がり、手足の温度が上がる。
↓
○24時間後
心臓発作の可能性が少なくなる。
↓
○2週間~3か月後
心臓や血管など、循環機能が改善する。
↓
○1~9か月後
せきや息切れが改善し、スタミナが戻る。
↓
○1年後
肺機能が改善する。
↓
○2~4年後
心筋梗塞・脳梗塞のリスクが、約1/3に低下する。
↓
○5~9年後
肺がんのリスクが、喫煙を続けた場合に比べて低下する。
↓
○10~15年後
様々な病気にかかるリスクが、非喫煙者のレベルまで近づく!
▼健康づくり課は、「たばこをやめたい人」をサポートします!
禁煙方法は、禁煙外来やニコチンパッチ、たばこの代わりの行動(飴をなめる・冷水を飲む)など様々です。個人に合う方法を一緒に考えますので、お気軽にご相談ください。
問合せ:健康づくり課
【電話】0957-47-7876
<この記事についてアンケートにご協力ください。>