国連では、1972年に開催された「国連人間環境会議」を記念して、6月5日を「世界環境デー」と定めています。日本では、環境省(旧環境庁)の提唱により、昭和48年度から平成2年度までは6月5日を初日とする1週間を「環境週間」としていましたが、平成3年度からは、拡大して6月の1カ月間を「環境月間」としています。
■6月5日は世界環境デー
世界環境デーの6月5日は、ストックホルム会議の開催日であり、国際社会が一体となって環境問題に取り組む日です。
この会議では、初めて「人間は環境とともに発展していくべきであり、そのためには環境を保護することが必要である」という考えが国際社会に広く認識されました。
■環境を守るために一人一人が日常生活でできること
世界環境デーを機に、環境について考えてみませんか。
□エネルギーの節約
電気の無駄遣いをしない、節水するなど
□リサイクル
ごみの分別、リユース商品の利用
□持続可能な消費
地元産の食品を選ぶ、過剰包装を避ける。
これらは、すぐ始められることです。一人一人が環境負荷を減らす役割を果たせます。
《雲仙市の取り組みについて》
・家庭用廃食油を回収、バイオディーゼル燃料化し、公用ダンプトラックの燃料等に再利用しています。
・本庁および各総合支所、ストックハウスなどに資源ごみ回収ボックスを設置し、リサイクルを促進しています。
▼家庭で出た廃油
本庁、各総合支所、ストックハウスに回収ボックスを設置しています
燃料として再利用するために、ルールを守って出しましょう
・空になった食用油の容器をあらかじめ保管しておく。
・使い終わった食用油は、ロートや油こしを用いて食用油が入っていた空の容器に戻し集める。
・大きなテンカスは、ロートやオイルポットとティッシュペーパーなどで濾過して取り除く。
・ラードや炒め物調理後に出た肉や魚の油は混ざらないよう注意する。
・回収場所に持って行った時の容器は持ち帰り、繰り返し利用する。
※消費期限が過ぎた未使用食用油も回収可
※飲食店など事業所から出る食用油は産業廃棄物として処理するため回収不可
※エンジンオイルなどの機械系工業用オイルは回収不可
各地区の環境カレンダーに沿って、ごみ出しをお願いします。
▼生ごみ処理機購入費用を一部補助します
生ごみは水分量が多く、処理に多くの時間と費用がかかりますが、各家庭で資源化を行うことができるごみでもあります。そこで雲仙市では各家庭での生ごみの資源化を推進するため、生ごみ処理機購入費の一部補助を行っています。
〔生ごみ処理機の種類と補助金額について〕
○補助の対象となる機器(補助率2分の1)
・コンポスト容器
各世帯2個まで
(1個につき上限5千円)
・ダンボールコンポスト
各世帯年間2セットまで
(1セットにつき上限1千円)
・電気式生ごみ処理機
各世帯1台まで
(上限4万円)
・事業所用生ごみ処理機
各事業所1台まで
(上限100万円)
▼紙類家庭ごみの約3割を占めます
「古紙」は毎月1回お近くの「ごみステーション」でも回収していますので、ひもで十字に縛って出しましょう。
収集日は環境カレンダーでご確認ください。市指定のごみ袋は不要です。なお、これまで同様、ストックハウス(分け兵衛ハウス)でも収集しています。
▼4Rを実行しましょう
[リフューズ] ごみになるものは「断る」「買わない」「持ち込まない」
[リデュース] ごみを「減らす」「出さない」「作らない」
[リユース] そのまま、または形を変えて「使い続ける」
[リサイクル] 一度資源に戻してから「再利用する」
家庭から出る廃プラスチックのほとんどが容器・包装類です。
プラごみを分別してストックハウス(分け兵衛ハウス)に持っていきましょう。
詳しく知りたい方、自治会及び各種団体等への出前講座も行っております。
問合せ:環境政策課
【電話】0957-47-7813
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