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第19回NCCふるさとCM大賞

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長崎県雲仙市

ふるさとへの思い入れを30秒間の映像に収める「第19回NCCふるさとCM大賞」で、大塚小の児童が制作した「雲仙こぶ高菜の魅力 伝え隊」が、栄えあるグランプリに輝きました。児童たちは、地元の伝統野菜「雲仙こぶ高菜」の魅力を多くの人にPRしたい、という一心で制作。応募作品48点の中から最高賞に選ばれました。また、南串第二小の「Please come to 南串」も長崎県教育長賞に選ばれました。

【祝 大塚小がグランプリ】
大塚小のCMは、現6年生18人が制作。5年生だった昨年度、「吾妻の魅力を再発見しよう」と、学習を重ねるなか、ふるさと吾妻町の伝統野菜である「雲仙こぶ高菜」のPRに取り組みました。

■雲仙こぶ高菜の魅力伝え隊
◆自ら栽培し、レシピも考案
CM制作にあたって児童たちは、地元の栽培農家から雲仙ぶ高菜の歴史や魅力を学び、育てている人の思い入れを感じ取っていきました。
さらには、栽培農家から種を分けてもらい、自分たちで育てて、雲仙こぶ高菜を使ったラーメンやちゃんぽん、チュモッパ(韓国風おにぎり)などのレシピを考え、実際につくって味わいました。

◆ 郷土の良さを再認識
児童たちは学習を重ねることで、「こぶや茎の食感が良い」などと、さらに雲仙こぶ高菜の魅力にはまっていきました。取材や広報など5班に分かれて、自分たちで映像を何度も撮り直して、自ら編集も行い、30秒のCMを完成。
NCCのスタジオで行われた結果発表では、「びっくりして頭が真っ白になった」と驚いたものの、「最高賞を取れて嬉しかった」とにっこり。「CMを通じて、雲仙こぶ高菜をつくる人が増えて、さらに有名になって、多くの人に知ってもらいたい」とさらなる願いを込めました。

○雲仙こぶ高菜とは
雲仙こぶ高菜は、中国生まれの野菜で、戦後間もない昭和22年に雲仙市吾妻町に持ち込まれました。葉茎にできる白い大きなこぶと、葉がやわらかくて生で食べられることも特徴です。
平成20年には世界的権威のある国際スローフード協会の最高位「プレシディオ」に選定され、“食の世界遺産”の一つとして認知されるようになりました。

【南串第二小は長崎県教育長賞】
■ジャガイモの味わい方紹介
南串第二小では、現5年生18人が昨年度、4年生の時に制作しました。
学校では各学年が郷土の良いところを見つけようと取り組み、4年生は「ふるさとを大好きになろう」というテーマで総合学習の時間に、特産のジャガイモに着目。その魅力を発信し、「南串山に多くの人に来てもらおう」と企画したものです。

「南串山に来てみんね」
CMは、児童と外国語指導助手(ALT)が英語でやりとりをしながら、ジャガイモの魅力を紹介。児童たちは「じゃがバター」「スイートポテト」の味わい方を説明しながら、英語で「南串山に来てみんね」と呼びかけています。
制作した児童は「ジャガイモは色んな料理にできて、おいしい。CMを通じて、南串山のよさが世界中に広まってほしい」と話していました。

【支所等の電子看板で放映中】
大塚小と南串第二小の児童たちが制作したCM作品2本は、本庁と各総合支所に設置した電子看板(サイネージ)で放映中です。ぜひご覧ください。
また、第19回NCCふるさとCM大賞のホームページでも公開されています。
左の二次元コードからご覧ください。
※詳細は本紙3ページをご覧ください

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