■テーマ 認知症サポーターって知ってる?
496人
美林ちゃん(美)
太郎ちゃん(太)
美:ねぇ太郎ちゃん。この数字は上松町の『認知症サポーター』の人数なんだけど、『認知症サポーター』って知ってる?
太:えー?聞いたこと無いなぁ。
美:『認知症サポーター』は認知症を正しく理解して、偏見を持たず、認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする人の事よ。
太:認知症の人の手助けなんて、なんだか難しそうだなぁ。誰でもなれるの?
美:町が行う『認知症サポーター養成講座』を受ければ誰でも認知症サポーターになれるの!それに、具体的なお手伝いはできなくても、お友達や家族に学んだ知識を伝えること、認知症の人やその家族の気持ちを理解しようとすることもサポーターの活動になるのよ。
太:そうなんだね!それなら僕でもできそうだ。
美林ちゃんの言う通り、認知症サポーターはなにか特別な事をする人ではありません。認知症の人やその家族に対して温かい目で見守ることがスタートです。
▽認知症サポーターが地域でできること
サポーターになったAさん。サポーターとして何ができるかを考えてみたが、知り合いに認知症の人はいないし両親は既にいない。だが、散歩でよく会う老夫婦、いつも二人一緒にいるが、奥さんの不安そうな面持ちと夫の様子が気になっている。二人の家とAさんの自宅はほんの数メートルしか離れてはいないが、付き合いは全くない。Aさんは、もし奥さんが外で一人で困っているところを見たら力になろうと心に決めている。(サポーターの声)
出典:認知症サポーター養成講座標準教材
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気によるもので、85歳以上では4人に1人にその症状があると言われています。いつ自分や家族が、あるいは友人や知り合いが認知症になるかわかりません。他人事として無関係でいるのではなく、「自分の問題である」という意識を持つことが大切です。
町では認知症サポーター養成講座の開催について随時相談を受け付けています。少しでも興味のある方はぜひご相談ください。
問合せ:上松町役場 福祉係
【電話】52-5550
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