障がいのある人が社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に参加することを促進するため、障害者基本法に基づき、「障害者週間」を定めています。障がいの有無にかかわらず、誰もが地域や職場、学校などで人格と個性を尊重し合い、支え合う「共生社会」の実現を目的としています。
この週間をきっかけに、障がいのある方とない方との心のふれあいの場を広げましょう。
■ご存じですか?ヘルプマーク
外見からはわかりにくい障がいもたくさんあります。外見からはわからなくても援助を必要としている方も多くいます。
ヘルプマークとは、義足や内部障がい、妊娠初期の方など、外見からわからなくても、援助を必要としている方が周囲に配慮を必要としていることを知らせるマークです。
マークをつけている方を見かけたら、電車・バス内で席をゆずる、困っている場合は声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。
◆「ヘルプカード」とは…
障がいのある方などが、災害時や日常生活の中で困った時に周囲の方へ自身の障がいへの理解や支援を求めるために使うカードです。障がいのある方などが持ち歩き、手助けが欲しい時にヘルプカードを差し出すことで周囲に支援を求めることができます。
▽ヘルプカードを提示されたら…
「どうしましたか?」と声をかけ、カードに支援してほしいことが書かれていますので、内容に沿った手助けをお願いします。
◆ご存じですか?マークの意味
障がいに関するマークは、たくさんあります。今回はその一部を紹介します。
▽ハートプラスマーク
心臓や呼吸機能などの内部障がいや内臓疾患のある方などの、身体の内部に障がいのあることを表しています。
▽耳マーク
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない方、聞こえにくい方への配慮を表すマークです。
▽ほじょ犬マーク
身体障害者補助犬法の啓発のためのマークです。身体障害者補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬のことを言い、公共施設や交通機関、スーパーやレストランなどの民間施設でも同伴を受け入れる義務があります。
▽オストメイトマーク
人工肛門・人口膀胱(ぼうこう)を使用している方(オストメイト)のための設備があることを表します。
このマークが表示されているトイレは、オストメイトに配慮されたトイレです。
問合せ:障がい者支援課
【電話】23・5158
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