SDGsフォーラムin信州上田[事前申込不要]
筑波大学山岳科学センター、長野県環境保全研究所、上田市環境衛生協議会で共同開催します。気候変動入門に始まり、上田の生物多様性の魅力、シャトー・メルシャン椀子ヴィンヤードの自然環境保全を紹介します。
期日:2月23日(金・祝)
場所:サントミューゼ 大ホール
午前の部(10:00~):まだまだ知らない気候変動のお話
午後の部(13:00~):生物多様性の育て方~人と自然が共生する信州上~
・上田の身近な自然の魅力~高原・ため池・山城の草原再生~(筑波大学)
・シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤードにおける生物多様性と「30by30」(仮)(キリンHD(株))
◆シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤードについて
「椀子ヴィンヤード」は丸子地区陣場台地に2003年に開園したワイン用ブドウを栽培する畑です。2019年には同敷地内に「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」がオープンし、360度畑に囲まれ、ブドウ栽培からワイン造りまでを公開するブティックワイナリーとなっています。
椀子ヴィンヤードでは、ブドウの栽培方法に「垣根仕立て」「草生栽培」を採用することで、日本の国土から減少している里山の草原が保全され、希少性の高いチョウ類や植物などが増加し、豊かな生態系が形成されることがこれまでの研究を通じて確認できました。2023年10月には環境省から「30by30」*の目標達成に向け、自然共生サイトに認定を受けました。
※30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは、生物多様性の損失を食い止め、回復させるというゴールに向け、2030年までにそれぞれの国で陸と海の30%以上を自然保護区域にする目標です。
問合せ:環境政策課
【電話】23・5120
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