皆さんは「災害への備え」はできていますか?
非常持出品や近くの避難所の確認など、災害に備えて日頃から考えておくことはたくさんあります。
その中でも、「避難者カード」を事前に作成しておくことで、避難所へスムーズに入ることができ、避難生活に必要な支援を的確に受けることができます。
今回は、「避難者カード」を実際に作ってみましょう。
皆さんも実際に「避難者カード」を作成してみましょう!「避難者カード」は裏表紙、記入例は31ページにあります。また、市ホームページ(右記二次元コード)からもダウンロードできます。
「避難者カード」を作成したら、非常持出品の中に入れておきましょう。非常持出品の準備が無い方は、この機会に合わせて準備しましょう。非常持出品のチェックリストは31ページにあります。
■避難者カードとは
災害時に避難者の身元確認や必要な支援を行うための情報を記載したカードです。
■避難者カード作成のメリット
(1)避難所で受付簿への記入が不要になります
災害時には多くの人が避難所に集まるため、受付の混雑が予想されます。
事前に作成した避難者カードを受付に提出するだけで、スムーズに避難所へ入ることができます。
(2)適切な支援が受けられます
特別な配慮が必要な方は、適切な支援が提供されやすくなります。
(3)災害への備えについて考えるきっかけに
ご家族で避難者カードを作成することで、災害への備えについて考えるきっかけになります。
動画では特集の内容をわかりやすく説明しています
■避難者カードって、実際どうなの?
・避難所運営者の声
令和元年東日本台風の際に、避難所運営を行っていました。当時はその場で受付簿に、氏名や自治会、要支援情報を書いていただきました。
想定以上に多くの方が車中泊避難を希望され、また、ペットの同伴や外国籍の方への情報伝達など、情報管理に苦労しました。
「避難者カード」は避難所の混雑緩和だけでなく、あらかじめ避難先での過ごし方を想像することにつながると思います。
・専門家の声
災害はいつ起こるかわかりません。
だからこそ、事前の備えがとても大切になります。「避難者カード」の作成をとおして、各ご家庭で災害への備えについて話し合い、ハザードマップを確認しながら、非常持出品や近くの避難所を確認しましょう。
・市民の声
避難者カードの作成をとおして、家族と避難方法などについて改めて確認する良いきっかけになりました。
また、自治会で開設する第一次避難場所から指定緊急避難場所へ集団で避難する際に、カードを一括して受付に渡すことで、スムーズに避難場所へ入ることができるメリットを感じました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:危機管理防災課
【電話】21・0123
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