■年末年始のお知らせ
12月29日(金)~2024年1月3日(水)の間は休館となります。
■〔キッズ〕キッズアカデミー
○IchigoJam(イチゴジャム)「LEDクリスマスツリー」をつくろう
こどもパソコンIchigoJamのステップアップ工作を行います。クリスマスツリー型基板にLEDなどの電子部品をはんだ付け工作し、LEDをランダムに光らせたり、MMLを使って「ジングルベル」などの音楽を流すプログラミングを学習します。
日時:12月16日(土)午後1時30分~4時
講師:DC60Hz(電子工作支援サークル)
参加費:550円
定員:15人
※要予約
持ち物:IchigoJam本体
※IchigoJam本体をお持ちでない方は貸し出しを行います。
■〔歴史〕エントランス企画展12月16日から展示替え
○あつまれ!天神掛軸
北信地域には、年の瀬に、その年に生まれた子どもへ掛軸を贈る「天神様」と呼ばれ、親しまれてきた風習があります。江戸時代から盛んになった天神講とも関係しているこの行事は、北信地域でどのような特色をもって続いてきたのでしょうか。
今回は、さまざまな種類の天神掛軸を展示します。地域の伝統行事に触れてみましょう。
■Column
○師走(しわす)の色は
12月は年末、師も走るくらい忙しいといわれる師走です。さて、この師走の色のイメージは何色を思い浮かべますか?例えば、クリスマスツリーの緑色や飾りの白色や赤色もあります。緑は常緑樹に代表される永遠の象徴、白は純潔、赤は神の愛、3色それぞれ意味を持っています。
日本の行事では冬至(とうじ)の日に、カボチャや小豆(あずき)を食べたり、ゆず湯に入ったりします。太陽の力が最も弱まる日とされる冬至では、カボチャやゆずの黄色は太陽の色とされ、魔除(まよ)けの効果があると信じられていました。また、赤色も古くから魔除けの色とされ、小豆の色は粥を染めるのに適した食材といえます。北信地域には、12月に天神掛軸を贈る風習があり、明治時代のものをみると、その色彩は鮮やかなものも多くみられます。天神様を中心に赤色や黄色、緑色など多色刷りでつくられ、縁起物(えんぎもの)として親しまれていました。
このように、行事や地域・国によって色に込められた意味はさまざまですが、12月や正月に使われる色は特に意味を持っているように思えます。身の回りの色に意識を向けてみると新しい発見があるかもしれません。みなさんのイメージする師走の色は何色でしょうか?
■プラネタリウム投影情報
※詳しくは本紙をご覧ください。
各回45分:番組(30分)+季節ごとの星空解説番組(15分)
観覧料:一般600円 高校生以下300円 未就学児無料
※中野市内在住の小中学生・70歳以上は無料
休館日:火曜日
開館時間:午前10時~午後4時
観覧料:常設展示室 一般300円、高校生以下150円
※未就学児、中野市内小中学生・70歳以上は無料
問合せ・申込先:市立博物館
【電話】0269-22-2005【FAX】0269-38-1290
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