■溝口分館
溝口地区は、長谷総合支所や小中学校、保育園、国重要文化財指定の熱田神社などがあり、長谷地区の中心的な地域です。世帯数は153世帯で、市の田舎暮らしモデル地区にも指定されており、近年は都会からの移住者も増えています。
分館事業の特徴的なものとして救命講習、夏祭り、俳句・短歌の献灯(けんとう)があります。
救命講習は、自分や身近な人がもしもの時に落ち着いて行動できるよう、6月23日(日)に高遠消防署の職員を講師に迎えて開催しました。当日は20名余りの参加があり、AEDと人形を使っての心肺蘇生法や止血法、蜂刺され時の対応などを学び、有意義な講習会となりました。
盆恒例の行事として長く続いていた夏祭りは、コロナ禍により、ここ数年実施していませんでしたが、昨年復活し、今年は8月15日(木)の夕方から開催しました。小学生の歌に続いて参加者全員でクラッカーを鳴らしてにぎやかにスタートし、多くの区民がヨーヨー釣りや輪投げ、ビンゴゲームなどを楽しみました。飲食コーナーでは、焼きそばやかき氷、綿あめ、フランクフルト、イワナの会や地域社協の協力による焼きイワナ等、久しぶりに地元で会った仲間と楽しく話ながら食べていました。
俳句・短歌献灯は、お盆に区民から寄せられた俳句や短歌が印刷された灯籠を常福寺に設置し、10月には熱田神社例祭に合わせて設置しました。
その他に敬老祝賀会や、熱田神社の例祭に合わせた子ども神輿への協力などを行っています。
現在、新型コロナ感染症は5類に移行していますが、最近は感染者が増える傾向にあり、どのように対応したらよいか悩みながら活動しています。これからも役員の負担軽減を図りながら、工夫していろいろな事業を行っていきたいと考えています。
溝口分館長 中山俊博(なかやまとしひろ)
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