■「災害への備え」とは?
元旦に発生した「能登半島地震」は大変大きなインパクトを残しました。地震はいつ起きてもおかしくないと分かっていますが、被害の大きさに大変驚いています。一瞬で「いつもの生活」を奪ってしまうのが災害。発災後、急いで防災用品を購入された方も多いようですが、災害の教訓を生かすことが、今できることの一つです。
災害はいつ起こるか分からないため、「いつ災害が起きても大丈夫!」としておくことが、「平時からの備え」ですが、少し整理しながら考えてみましょう。
▽自助の重要性
災害時には、断水する、お店に商品が届かない、連絡が取れなくなるといった状況になります。できるだけ家族や近所と一緒に安全を確保できると安心です。
大きな災害でも起こることは同じですので、まずは、自分や家族が困らないように、一時的に持ちこたえられるようにしておくことが「自助」です。
(1)災害時「足りなくなるもの」はなんですか?
(2)災害時「ないと困るもの」「自分のものでなければ困るもの」はなんですか?
(3)災害時「あると良いもの」はなんですか?
これらを用意しておき、家族が分かるようにしておく(地区でも防災活動に使えるよう倉庫に入れておく)ことが「備蓄」です。
そして、〝早くここを離れないと!〞という状況になった時、持っていくものが「非常持出品」です。必要なものをコンパクトにまとめておき、「非難するぞ」と決心したら、すぐに持ち出せるようにしておきます。
▽平時から考えておく
大きな災害があっても、時間の経過と共に防災意識は薄れますが、それは仕方のないことです。大事なことは、自分事として考える機会を作ること。ぜひ、家族や地区で「備え」の話をしておきましょう。
問合せ:危機管理課 防災係
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