ご家庭で生活されている高齢者の方が利用できるサービスや、所得に応じて適用される軽減制度などがあります。それぞれ要件等がありますので、詳しくはご相談ください。
■紙おむつ等購入券
尿失禁の可能性がある在宅要介護者に対し、紙おむつ、尿取りパッド、とろみ剤、おしりふきが購入できる券を交付します。
対象者:
・紙おむつが必要と認められる方
・市民税が非課税である方
■軽作業援助サービス券(おたすけ券)
家事や買い物、ゴミ出しなど日常生活で不便を感じている軽作業の依頼に利用できる券を交付します。
対象者:
・一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯の方
・市民税非課税世帯または均等割のみ課税世帯
■高齢者等暮らしいきいき応援券
交付要件に応じた枚数で、さまざまなサービスに利用できます。移動や健康維持にご活用いただき、いきいきとした暮らしにお役立てください。
▽利用できるサービス
バス・タクシーの乗車代、紙おむつの購入、脳いきいき教室など介護予防教室の参加料、理容・美容サービスの利用料、灯油・燃油・ペレットの購入など
対象者:
・在宅の75歳以上の方(4月に送付済)
・要介護1以上かつ非課税世帯でタクシーの利用が必要な方
・要介護2以上かつ世帯の合計所得が500万円未満で福祉タクシーを利用しなければ外出ができない方
・寝たきり高齢者等で散髪のために理容院等に出向くことが困難な方
■介護サービスの利用負担軽減
低所得者の方などが介護認定を受け、介護サービスを利用する場合に、所得や資産額に応じて施設の居住費や食費などを軽減する制度があります。
利用には申請が必要ですので、詳しくは社会福祉課介護保険係へご相談ください。
■食の自立支援事業
食事を確保することが困難な高齢者の方が、登録業者による日替わり宅配弁当(あじさい弁当)を利用することに対して、1人1日1食につき200円を助成します。配達に合わせて安否確認も行います。
対象者:食事の確保に支援が必要な65歳以上の一人暮らしの高齢者または高齢者のみ世帯の方
◆第9期伊那市高齢者イーナプラン
令和6年度〜8年度を計画期間とする第9期伊那市高齢者イーナプランを策定しました。進行する高齢化において後期高齢者が大きく増加する一方で、要介護認定を受けない元気高齢者の増加も見込まれます。現役世代の減少から介護の担い手が少なくなることが懸念されますが、高齢者が引き続き地域の支え手として活躍し、あるいは介護を受けずに元気でいられるよう、「幸せや長寿の喜びを実感し、住み慣れた地域で支え合い元気に暮らし続ける」を基本理念としました。この理念の実現を目指して介護予防事業などに取り組みます。
(計画の内容は市公式HPをご覧ください!)
社会福祉課 介護保険係 市川乙香(いちかわいつか)
問合せ:
社会福祉課 高齢者サービス係・介護保険係
高遠市民福祉課
長谷市民福祉課
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