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議会だより-6月伊那市議会定例会 一般質問から(6)

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長野県伊那市

■三石佳代(みついしかよ)
▽女性の所得倍増を目的とした起業支援と、水資源を活用した水産業振興について
問:三石佳代議員…政治経済の男女格差は深刻で、女性の所得向上施策は急務。今後、養殖はシステム化が予想される。総合計画に水産業を盛り込み、女性起業支援を検討いただきたい。
答:市長…条例の制定など、男女共同参画の実現に向け取り組んでいる。水産業は伊那市の計画にはないが、計画する者がいれば、男女問わず支援を考えていく。

▽新たな特産品開発事業、ドジョウとうなぎの養殖について
問:三石佳代議員…農地から養殖池への転用は自然環境にも良く、うなぎなどブランド化は山椒など薬味農作物の販路拡大にもつながる。新特産品開発事業としてドジョウとうなぎ養殖の推進について見解を。
答:市長…国産ドジョウは高価だが、中国産の輸入ドジョウは安価で競争が難しい。うなぎの養殖は農林水産大臣への届出制で、稚魚配分も国が管理している。水温を保つのに経費が掛かり、各地の事例をみてもうなぎ、ドジョウの伊那市ブランド化は難しい。

■唐木拓(からきたく)
▽回覧板のあり方について
問:唐木拓議員…多くの場所で古い緑色のタイプの回覧板が使われているが、広告主が最新の回覧板が使われていると思っていることは問題である。新しい青い回覧板がどの程度使われているか把握しているか。また、各地区へ更新の要請をした方が良いのではないか。
答:総務部長…市は、各地区の希望に沿って新しい回覧板を配布しているが、更新状況は把握していない。また、使える回覧板をあえて破棄する必要はなく、更新要請は考えていない。

問:唐木拓議員…デジタル回覧板システムの今後の検討は。
答:市長…現在は検討していないが、自治会の負担軽減のために紙配布以外の方法も研究が必要である。

問:唐木拓議員…ホームページで閲覧可能であるので、全戸配布物を紙で受け取ることを希望しない世帯に対して、配布物を配布しないのはいかがか。配布物が削減されれば仕分け作業や配布作業で多くの方々の負担が軽減できるのではないか。
答:市長…現在も希望数の調査を行っているが、さらなる周知を行っていく。

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