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自治体の皆さまへ

能登半島地震の災害支援

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長野県塩尻市

[市民の皆さんに伝えたいこと]
[お願いしたいこと]
令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。令和6年能登半島地震の被災地に対し、本市として迅速な支援を進めるため、職員派遣などの被災地支援に取り組んでいます。被災地支援の状況や防災情報についてお伝えします。

■災害支援の状況
被災地である石川県の要請により、長野県の災害派遣の依頼に応じて、本市では対口支援先である羽咋市、輪島市などを中心に職員派遣を行っています。先発隊として支援した内容では、羽咋市での下水道の点検業務、飲料水などの給水業務、輪島市での避難所支援、七尾市での給水活動などを一週間程度の間で行いました。引き続きこれまでの支援業務の他、災害廃棄物の処理や、被災家屋の調査、罹りさい災証明書の発行事務など、被災地の要望に応じた業務に対し職員派遣を続けていきます。

■現地の状況と声
被災自治体では状況により、少しずつ災害ボランティアの受け入れや、義援物資の受け入れなども行われています。被災地に赴いた職員が現地で聞いてきた生の声として「被災者の要望に寄り添った支援を継続して欲しい」と言われています。個人として支援を希望される場合には、各被災自治体のホームページなどで出している支援の要望の情報を必ず確認してからの支援をお願いします。

■――災害派遣職員が伝える――
◇被災者の気持ちに寄り添った支援を
[危機管理課 田中 学]
災害派遣で行った1月下旬、奥能登の輪島市では被害が大きく、まちの様子は3週間経っても手付かずの状態でした。インフラの復旧には時間がかかる見込みです。災害時には、水道や電力の供給、食料などの流通が途絶することがあります。この災害を教訓に、自分の家の備蓄品について再点検を行いましょう。
今後は、徐々にボランティア作業など被災者に対してできる支援が増えていくと思います。被災者の生の声を聴いて感じたことは、被災者の要望や気持ちに寄り添い、必要な支援を聞きながら継続して支援していくことが大切だということです。

◇改めて感じる水の重要性
[上水道課 北原 誠人]
給水支援をした羽咋市では、一部地域の断水が発生していました。そこでは、配布された給水袋や家庭で用意したポリ容器、空のペットボトルなどの水を蓄える容器を持って、多くの皆さんが「水」を求めて来ていました。水は飲み水以外にも、手洗いやトイレを流すといった衛生面で使用する場合もあり、用途はさまざまです。被災時に必要な飲料用水は、大人1人当たり1日約3Lと言われています。
今この時、震災が起きた場合、家庭にある備蓄で対応できるかどうかを考えて災害に備えてほしいと思います。

問合せ:危機管理課危機管理係
【電話】0263—52—0280(内線)2253

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