■小海小学校 芸術の秋 なかよしの秋
10月25日(金)に校内音楽会がありました。今年の音楽会テーマは「なかよしの和音」。一人ひとりが奏でる音を仲間と共に一つの音楽に創り上げ、音楽を聴く側も奏者と一体となり、音楽会という一つの大きなステージを創り上げることができるよう、子どもたちは練習を積み重ねてきました。学年ごとのステージの他に、全校児童がステージ上で「翼をください」を歌ったり会場の皆さんと一緒に「ふるさと」を歌ったりして、会場全体が一体となった歌声の響きを感じることができました。
10月29日(火)には焼きいも大会がありました。朝の活動の時間にふれあい班で花壇の片付けを終えた後、さつまいもを焼き始め、2時間目には体育館にてふれあいレクを行いました。ミニコーンを使ったビンゴゲームや大縄跳びをしてたっぷり楽しんだ後、外でふれあい班ごとに焼きいもをおいしく食べました。今年のさつまいもはどの学年も大きいものがたくさんとれました。秋も深まり、肌寒い日に熱々の焼きいもを食べ、心も体もほかほかに温まりました。なかよし月間も始まり、ふれあい班での活動も予定されています。学年の枠を超えた仲間づくりにつなげていきたいです。
■小海中学校 外部とのつながりの多い10月となりました
10月は多くの方に来校いただき交流することができました。9日(水)にはオーストラリアからナマッジスクールという中学校の生徒が来校しました。本校3年生と交流し、最初は緊張気味でしたが、すぐに打ち解け合い、自分の英語が相手に伝わることの楽しさを感じることもできました。また11日(金)には、バイオリニストの和光憂人さんとピアニストの長尾崇人さんが来校して下さいました。全校生徒がプロの演奏に触れることができました。すばらしい演奏に時間を忘れ心がとても癒やされました。また15日(火)には3年生が小海保育所を訪問し、園児と交流を行いました。砂場や遊具で遊んだり、さつまいもを掘ったりしました。視線を合わせて話すなど、春の訪問よりも上手に関わる姿が印象的でした。17日(木)にはお二人とも体に障がいのある猪又竜さんと井出今日我さんが来校し、多様性と助け合いの社会を知ろう~きみはきみのままでいいんだよ~というテーマで全校に講演をしていただきました。「どんな人にもできる事とできないことがある。いろいろな人と出会って、人を助けることと、助けてもらうことができる人になってほしい」とお話しいただき締めくくりました。色々な方々とつながり、実りの多い10月となりました。
■今!小海高校 2学年 修学旅行に行ってきました
2学年は9月24日~27日に3泊4日の旅程で沖縄本島への修学旅行を実施しました。1学年後半より2学年1学期まで沖縄戦と基地問題について時間をかけて事前学習を行いました。また、この修学旅行を「総合的な探究の時間」の探究活動に位置づけ、2学期からの各人の個人探究テーマを意識しながらのぞみました。
1日目は移動の日程でした。2日目午前は本島南部の沖縄戦跡を中心にフィールドワークを行いました。沖縄戦で住民が避難した「糸数壕」では、生徒たちはヘルメットをかぶり、懐中電灯の明かりを頼りに避難壕(洞穴)の奥深くまで入りました。暗い洞穴の中でガイドさんにお話をうかがって、生徒たち一人一人が戦争の悲惨さ、残酷さ、平和の大切さを感じたようです。歴史、戦争、平和、人権について学ぶ機会になりました。沖縄を感じる体験学習として、2日目午後の名護市での海水浴・マリンスポーツ、3日目の美ら海水族館見学、那覇市国際通りでの観光などが楽しい思い出となりました。沖縄の気候や自然、歴史・文化を感じる貴重な経験になったようです。
沖縄修学旅行は見聞を広め、社会のさまざまなことがらを考えるきっかけになりました。今後の「総合的な探究の時間」の課題探究活動では、この修学旅行で経験したことをテーマに生かし、学習を展開していく予定です。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>