地域おこし協力隊通信 No.69

5／20

■村田　千春隊員
(観光振興)
2月1日より着任して3か月が経とうとしています。
今年度は協力隊の先輩方と一緒に「稲作体験」「農作体験」を企画・実行することとなり、準備に追われる毎日です。
観光担当として田舎ならではの生活・行事等と観光を結び付けられないか考えていたところ、農業振興担当の海老原さんと意気投合し企画に至りました。

◇「稲作体験」
手作業で田植えから中耕除草を2回、その後稲刈りとはざかけを行います。今では手作業で行う人はほとんどいないと耳にしますが、昔はすべて手作業で知恵を絞りお米作りをしていました。原点に立ち返り、食べ物を育てることの大変さ・自然の大切さ・温かいご飯が食べられる事のありがたみ等を感じてもらえる機会になればと思っています。

◇「農業体験」
おためし住宅のふらっとで、じゃがいもとトウモロコシの植付・種まきと収穫。ハロウィンかぼちゃ作りを行います。一昨年から海老原隊員が主となり開催していましたが、今年から私も加わります。
第1回目となる「じゃがいもとトウモロコシの植付・種まき」体験は5月11日に開催され、欠席や怪我もなく笑顔で体験を楽しんでいただけました。

普段食べている物がどんな風に育つのか、どんなお世話が必要なのか、実際に体験する機会は少ないと思います。現在募集しているのは稲作体験の「中耕除草」です。はだしで田んぼに入り、「田ぐるま」という道具や、手で除草を行います。美味しいお米作りには大切な作業です。地域の皆さまにもぜひ参加していただきたいです。