長野県では10月15日(火)から10月21日(月)を「がんと向き合う週間」と定めています。
■今年の重点テーマ…「大腸がん検診、乳がん検診、子宮頸がん検診の受診率向上」
長野県のがんの年齢調整死亡率は全国トップの低さですが、女性の大腸がん・乳がん・子宮がんの死亡率は全国平均と同程度に高い状況です。検診受診率の向上を図り、年齢調整死亡率のさらなる減少を目指しましょう。
◇全国よりも死亡率が高いがんの部位は?
全国・長野県の部位別75歳未満年齢調整死亡率(1995~2022)
(女性)
・胃・肺がんは全国より死亡率が低い
・大腸・乳がんは全国と同程度に高くなる年もある
・子宮がんは全国と同程度
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(人口動態統計)
◇長野県のがん検診受診率は?
長野県の部位別がん検診受診率(女性、2022)
部位・受診率:
・大腸がん…49.5%
・乳がん…52.8%
・子宮頸がん…48.0%
出典:国民生活基礎調査
(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
今年度がん検診の申し込みをされていない方は、この機会に受診しましょう!
◇がん患者へのアピアランスケア助成事業
令和6年度から、ウィッグや乳房補整具等の購入費用の一部を助成する事業を開始しました。
問合せ:保健福祉課
【電話】97-2100
■毎月19日は食育の日です。
10月は「野菜や果物をたくさん食べましょう」です。野菜と果物には、各種疾病予防に役立つビタミン・カリウム・食物繊維が多く含まれています。成人1日1人あたり野菜350g以上、果物200gを目標に、日々の食事に小鉢やサラダ・果物を1品プラスするなど積極的に取り入れていきましょう。
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