令和6年2月に地域おこし協力隊として朝日村観光協会に着任した細谷徹と申します。
着任後、早8カ月が経過しましたが、その間でも観光協会では様々なイベント等を開催してきました。
今回はその一部をご紹介させていただきます。
■炭焼き体験
皆さんは、村内で「炭焼き体験」が出来ることをご存じですか?
もくもく体験館にある炭窯を使い本格的な炭焼きが体験できます。今年も3月初旬に3日間開催し、8名の方が参加されました。私も初めて炭焼きを体験しましたが、伝統的な技法で作る炭には感動しました。
炭焼きの工程は、初日が「薪割り・窯入れ」、二日目は「火入れ」、最終日は「窯出し」になります。
「窯入れ」は、窯の中に入り、割った薪を並べる作業です。参加した方々も顔や服に煤(すす)を付けながら、寒い日にもかかわらず汗を流していました。
「火入れ」は、その名の通り窯に火を入れる作業です。
簡単には窯全体に火が回らないため、交代で窯に風を送り火を起こして行きます。
「窯出し」は、炭を窯から出す作業です。
最後に砂をかけて冷ました炭を参加者の皆さんにお持ち帰りいただきます。
今冬も12月初旬に開催する予定ですので、ご興味のある方は奮ってご参加ください。
■農業体験
観光協会では、二つの農業体験ができます。
一つ目は、昨年から始めた田んぼでの米作りで、田植えから稲刈り・はぜかけまでを体験できます。
参加者の皆さんには、貴重な農業体験なので田植えを手植えで、稲刈りを鎌で作業していただきます。
稲刈り後に乾燥させて出来たお米は参加者の皆さんにお配りしています。
二つ目は、今年初めて開催した「古見原ふれあい自然楽園」で行う作物の農業体験です。
この農園では、「とうもろこし」「さつまいも」「らっかせい」を育て、苗植えから収穫までを体験できます。
8月に「とうもろこし」、9月に「さつまいも」、10月に「らっかせい」の収穫を行い、その作物を持ち帰られ、参加者の皆さんも満足した様子でした。
観光協会では、体験イベントのほかにも鰻や牡蠣の販売会なども開催しております。
今後も観光協会として、そして地域おこし協力隊として様々なイベントを開催していきますので、是非とも活動に注目してください。
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