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令和6年度 施政方針(2)

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長野県木祖村

■2 村外からの交流人口増大と移住・定住の拡大を図ります「交流・移住の拡大」
村の人口減少が続く中、これを少しでも抑制するためには、移住施策を積極的に推進する必要があります。
また、受け入れの素地となる空き家の活用などを進め、より多くの方が定住できるよう取り組みます。
さらに、移住につながる人を増やすため、交流体験を拡充し、関係人口の増加も図っていく必要があります。
そのために以下の施策に取り組みます。

◇継続する主な施策
移住イベントへの参加などを通じ移住対策を推進するとともに、移住者の住環境の整備のため、空き家バンクの充実を図るほか、宮の森の分譲地における移住者分譲地購入補助制度を継続します。
また、空き家の利活用と危険空き家の除却について制度の周知を図るとともに、薮原宿内の拠点整備のあり方について研究します。
観光振興策としては、はくさいマラソン大会や日曜画家展などのイベントを開催し、関係人口の増加に取り組むとともに鳥居峠のインバウンドに対応した誘導サインの更新など観光地の魅力向上を図ります。
さらに、やぶはら高原スキー場の将来展望に関する調査分析を継続し、こだまの森やあやめ公園池、鳥居峠、薮原宿などを含めた村全体の観光地域づくりのあり方を研究し、観光誘客につなげていきます。

◇新たに取り組む施策
・薮原駅前の観光拠点整備を具体化します。
・薮原街並みの空き家を活用した移住促進住宅の建設に着手します。(割箸屋)
・宅建協会と仲介業務について提携し、空き家バンクの利用促進を図ります。
・空き店舗活用のための補助制度を創設します。
・木祖村郷土館を従来の展示物と現代アートを融合させた発信の場にリニューアルするため、収蔵品の確認整理などの準備を進めるとともに、試行的に企画展を開催します。
・こだまの森巨大迷路の大規模改修を実施します。(補正予算対応)
・本年度木祖村において「全国源流サミット」を開催します。

■3 若い世代が子育てしやすい環境づくりと多世代交流「子育て、多世代交流」
子育て世代の声に耳を傾け、子どもが健やかに成長できる環境を整備するとともに、多世代が交流することを通じて子育てしやすい環境を整備する必要があります。
そのために以下の施策に取り組みます。

◇継続する主な施策
小中学校における子育て支援策として、教育支援員や中学校の部活動指導員の継続配置、給食米の公費購入、放課後等不在家庭への子育て支援としての児童クラブの運営、給食食材高騰分に対する補助、老朽化した施設のうち、緊急性を要する箇所の修繕などを継続するほか、子どもが希望する進路に進めるよう、奨学金貸与や私立学校に通う生徒への奨学補助も実施します。
また、結婚支援を強化するほか、結婚祝金制度も継続します。
加えて、コミュニティスクールの一環としての「もいちど小中学校」を継続実施するとともに、地域の方が子どもに教え、ともに学ぶ「すくすく大学」活動を充実させ、多世代間の交流促進を図ります。
さらに、親と子の心と体の相談事業を実施するほか、SNSを活用した相談事業を継続して実施するとともに、令和5年に発足した総合型スポーツクラブ「源流のもりクラブ」の運営を支援し、村民全体が健康でいきいき暮らせる環境を整備します。

◇新たに取り組む施策
・子育て支援策の一つとして令和5年度から開始した第3子以降の小中学校給食費の無償化に加え、第1子・第2子の給食費を半額にします。
・児童クラブの利用料に上限を設けることにより、実質的な値下げを実施し、保護者の負担を軽減します。
・公設学習塾を10月~2月までの水曜日計10日間に拡大して開設します。
・小中学校の修学旅行助成費を増額します。
・とちのみ保育園及び児童クラブに登降園の管理や保護者との連絡機能を備えたシステムを導入します。
・(株)王滝様からいただいた寄付金を活用し、とちのみ保育園のプールと砂場に日よけテントを設置します。

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