健康づくり推進員では、健康について学び、学んだことを地域へ広める活動を行っています。今年度は、健康についてより考えを深める活動になればと推進員の理事会で「哲学対話」を始めています。
◆哲学対話とは?
日常で感じる疑問について、あえて立ち止まって考える時間を取り、グループで自由に話し合う活動です。その場での結論を求めず、問うことや考えることの自由を感じながら、様々な人との対話を通して、気づきを深めることを目的としています。
◆健康づくり推進員理事会で行う哲学対話とは?
「健康」について、フリートークまたは共通体験(本を読むなど)をした後、そのことについて思ったことや感じたことの中から「問い」を決め、対話を行っています。その対話から生まれた新しい疑問について全員で共有し、自分自身で再び考えることで、さらに「健康」について理解を深める機会となっています。
◆取組の様子
9月26日と11月16日に健康づくり推進員会理事会で、講師に哲学対話を推進している長野県立大学 馬場教授ら3名をお招きし、全19名で哲学対話が行われました。
参加した推進員は、「他の方の意見を聞くことで自分の中の健康について改めて考えるきっかけとなり学ぶことが多かった」と哲学対話への手ごたえを感じていました。今後は、各地区の健康づくり推進員会で取り入れられるよう市として検討していきます。
問い合わせ先:健康保健課 健康増進係
【電話】64-8883
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