市民一人ひとりの尊厳が守られ、住み慣れた地域での生活が安心して維持できるよう、関係機関と連携を図り、「在宅医療と介護の連携」「認知症施策」「介護予防・社会参加」「生活支援」の4つを柱として取り組みを進めています。
■地域包括ケアシステムとは?
地域包括ケアシステムとは、地域の実情に応じて、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まいが包括的に確保された体制をいいます。
◆在宅医療と介護の連携
医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が最期まで住み慣れた場所で暮らせるように、医師をはじめ看護師やケアマネージャー、訪問介護員などの様々な職種が連携・協力し合い、相互に情報を共有しながら、往診や訪問診療、訪問看護、訪問介護等の支援に取り組んでいます。
▽主な事業
・「在宅医療」「人生会議」等の出前講座、講演会の実施
・在宅医療・介護サービスに関する相談窓口の開設
・医療・介護関係者間の「顔の見える関係」の構築
◆認知症施策
認知症になっても、本人が希望を持って自分らしく暮らし続けることができるように体制づくりを進めています。
▽主な事業
・認知症相談(若年性認知症含む)
・認知症の人と家族の会の開催
・認知症ケアガイドの作成、配布
・認知症初期集中支援チーム
・認知症サポーター養成講座
・オレンジカフェ運営支援
・認知症見守りネットワーク事業
◆介護予防・社会参加
高齢者が人とつながりながら、健康で生きがいのある生活が送れる地域を目指します。
▽主な事業
・シニアクラブ、いきいきサロン、シルバー人材センターの活動・運営支援
・出前講座や講演会、介護予防教室等の実施
・介護予防住民指導者の養成
・地域住民主体の通いの場の推進 等
運動教室や地域の集まりなど、人とのつながりをもつことを続けるのが元気の秘訣です♪ぜひご参加ください。
◆生活支援
高齢者の生活支援や介護予防の体制づくりを進めるため、生活支援コーディネーターが中心となって、各地区の地域づくりの会や民生児童委員等が連携し、ボランティア等の育成や活動体の立ち上げに取り組んでいます。
また、日常生活の維持に必要な支援や相談や見守りなど、支援を必要とする本人や家族の日々の安心につながる事業を推進します。
▽主な事業
・高齢者見守り事業
・在宅介護者リフレッシュ事業
・移動販売車「うえたん号」との連携
・配食サービス
・寝具洗濯乾燥消毒サービス、日常生活用具給付 等
問い合わせ先:東御市地域包括支援センター
【電話】64-5000
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