◆一般会計
153億4,000万円
前年度比+2.3%
令和6年度一般会計予算は、脱炭素社会の推進などにかかる総務費の増加や、市発足20周年記念に関連する事業費などにより、前年度比3億4,800万円(2.3%)の増となりました。依然として厳しい歳入の状況を見込むなか、基金からの繰り入れにより財源を確保し、第3次東御市総合計画に位置づけた事業を推進するための予算を編成しました。
歳入については、国が示す地方財政計画に基づき、臨時財政対策債の減額を見込んだ一方で、地方消費税交付金および地方交付税については増額を見込み計上しました。
歳出については、一般財源枠配分方式※の採用と事務事業の見直し等により、経常経費の抑制に努めるとともに、継続事業や重点施策ついて精査し計上しました。
一般会計および特別会計、公営企業会計の予算額は、下記のとおりです。
※各部課が配分された財源の範囲内で予算編成を行う手法
◆一般会計の歳入
歳入は、金額の大きいものから順に地方交付税が44億1,500万円、市税が40億9,875万円、国県支出金が25億8,467万円となっています。
主な歳入では、市債で1億2,180万円の減を見込んだ一方で、寄附金で1億3,325万円の増、地方交付税で6,500万円の増、地方消費税交付金で4,400万円の増を見込みました。
自主財源:市が独自に収入することができるお金
依存財源:国や県などから入ってくるお金
市税:固定資産税や市民税、都市計画税など
繰入金:各基金から取崩して一般会計に繰り入れるお金
財産収入、繰越金等:土地貸付収入やふるさと寄附金など
諸収入:貸付金元利収入など
分担金・負担金:保育料、施設入居者負担金など
使用料・手数料:市営住宅使用料など
地方交付税:各市町村が標準的な行政サービスを提供できるよう、一定の基準により国が交付する税
国県支出金:国や県からの補助金など
交付金:地方消費税交付金や地方特例交付金など
市債:市が長期にわたって借りるお金
地方譲与税:国から地方に譲与される税金
◆一般会計の歳出
歳出は、金額の大きいものから順に民生費が50億1,616万円、総務費が27億9,734万円、公債費が18億3,716万円となっています。
主な歳出では、民生費で滋野児童館建設事業費3億3,037万円や子ども第三の居場所の運営にかかる児童育成支援拠点事業費2,021万円等を計上したことにより2,519万円の増、総務費で太陽光発電設備設置補助などにかかる地球温暖化対策推進費1億2,858万円等を計上したことにより3億3,495万円の増となりました。
民生費:一定水準の生活と安定した社会生活を保障するための経費
総務費:市の全般的な管理等にかかる事務経費など
公債費:市が借入したお金の元金・利息分を返済するための経費
土木費:道路や河川などの整備にかかる経費
衛生費:健康で衛生的な生活環境を保持するための経費
教育費:学校整備や社会教育などの経費
商工費:商工業振興や観光振興の経費
農林水産業費:農林業振興の経費
消防費:消防・防災対策などの経費
議会費:議会の活動に要する経費
災害復旧費:被災した道路等の復旧にかかる経費
予備費:予期しなかった予算外の支出や予算の不足に対応するための経費
※各金額と構成比は、表示単位未満を四捨五入しているため、合計と一致しない場合があります。
※予算書は、財政係窓口、市立図書館1階、本庁舎1階行政資料閲覧コーナーに備え付けてあります。また、市ホームページでもご覧いただけます。
◆令和6年度会計別総括表
(表1)一般会計および特別会計(単位…万円、△…マイナス)
(表2)公営企業会計(単位…万円、△…マイナス)
問い合わせ先:総務課 財政係
【電話】64-5901
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