■7月は青少年の非行・被害防止全国強調月間です
スローガン(その(1))「あなたと創る子どもの未来」(令和5年度青少年健全育成審査会の際に委員から発表されたものです)
◆電子メディアの長時間使用にご注意を
市では毎年、小・中学生を対象に電子メディア(スマホ・ゲーム等)の使用状況の調査を行っています。
調査の結果から、小・中学生ともに、平日の使用時間は〔2〜4時間〕が多く、休日は、〔2〜5時間〕が多い結果となっています。さらに〔10時間以上〕使用する実態もあり、依存傾向にあることがわかります。
使用時間の長時間化に伴い、就寝時間も遅くなり、心と身体の成長に必要な睡眠が取れなくなることが危惧されます。
市では、使用依存を防ぐため、インターネットの適正利用について年間を通じて啓発活動を進めていきます。
これからの夏休みを前にご家族で電子メディアとの付き合い方について話し合い、使用に係るルールをつくりましょう。
[令和5年度 調査概要]
・小学6年生 263名 回収263件(回収率79%)
・中学2年生 209名 回収264件(回収率79%)
◇電子メディアの平日使用平均時間(学習以外での使用時間)
◇電子メディアの休日使用平均時間(学習以外での使用時間)
◆子ども会育成連絡協議会・青少年育成市民会議による講演会が開かれました
6月6日、子ども会育成連絡協議会及び青少年育成市民会議による合同講演会を開催しました。全国こども福祉センター理事長かつ中京学院大学専任講師の荒井和樹(あらいかずき)先生を講師に「薬物・ネット依存・不登校など不安を抱える若者とどう向き合うか」のテーマで講演いただきました。
荒井先生から、子ども・若者が助けを求めることができない一番の理由は「助けてと言うことが恥ずかしい」からであると説明がなされ、続けて、困難を抱えている子ども・若者に対し地域として声をかけ、彼らを理解し受け入れることが大切であると参加者へ支援の重要性を伝えました。
市は、この講演を機に、今まで以上に青少年の育成について地域と連携を図っていきます。
問い合わせ先:地域づくり支援課 青少年係
【電話】64-5885
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