健幸だより

9／21

睡眠と健康について3月号から連続で掲載してきましたが、最後に睡眠と嗜好品についてお伝えします。
田畑に手を入れるシーズンとなります、質の高い睡眠で1日の疲れをリセット!

◆カフェイン
コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは、寝つきの悪化、中途覚醒(夜中に目覚め再び寝付けない事)の増加、眠りの質を低下させる可能性があり、1日に摂取するカフェインの量が増えれば増えるほど深い睡眠が減少し、中途覚醒が増え、よい睡眠から遠ざかってしまいます。さらに、カフェインは睡眠時の歯ぎしりなどの睡眠障害を発生・悪化させるリスクを有すると言われています。
こどもは大人よりも少ないカフェイン摂取量で影響を受けるため注意が必要です。特にエナジードリンクのカフェイン含有率は製品により差があり、コーヒーの5倍近いカフェインを含有する製品が存在するので注意が必要です。また、加齢に伴いカフェイン代謝能が低下するため、高齢者はカフェイン摂取量が少量であっても睡眠に影響を及ぼす可能性があります。

◆アルコール
お酒に含まれるアルコールは一時的には寝つきを促進し、睡眠前半では深い睡眠を増加させます。しかし、睡眠後半の眠りの質は確実に悪化し、飲酒量が増加するにつれて中途覚醒回数が増加します。この他、アルコールは閉塞性睡眠時無呼吸をはじめとした様々な睡眠障害を増悪させます。飲酒量を適正化するためには、飲酒の合間に水(又は炭酸水)を飲むようにしてみたり、一週間のうち、飲酒をしない日を設けてみたりするのはいかがでしょうか。

■健幸活動報告
今回は、子ども子育てセンターが行っている事業の一部をご紹介したいと思います。令和5年度に未就園の子育て中のママとこれから出産を迎えるママが一緒に集まり、子育ての情報交換をしたり、保健師、家庭児童相談員・心理士に気軽にお話ができる「ほっとカフェ」を開催しました。イベントの名称には、「ホッと集まれて、ママ達の息抜きができる場」になればという思いが込
められています。それぞれのお子さんの成長が感じられ、みんなでお茶を飲んで話しながら、ゆったりとした時間が流れました。子どもの数は少ないけれど、だからこそ1人1人に寄り添った支援を村では大切にしています。
時々子育て事業の様子を発信したいと思うので楽しみにお待ちください♪

問合せ：子ども子育てセンター(民生課内)
【電話】0269-87-3020