タバコは肺がんや心筋梗塞、脳梗塞等、さまざまな病気の原因になることが知られています。厚生労働省の調査で「タバコをやめたい・減らしたい」と回答した人は、男性56.7%、女性58.7%と半数を超えていますが、なかなかやめられない人もいるのが現状です。
◆ニコチンとは
タバコに含まれるニコチンには依存性があり、その依存性は麻薬と同じくらい強い依存性です。この依存性により、タバコを吸うと気分が落ち着く・頭がスッキリするように感じ、タバコが吸えない状態(ニコチン切れ)になるとイライラや落ち着かなくなり、なかなか喫煙をやめられずに繰り返してしまいます。
◆ニコチン依存になっていないかチェックしましょう
次のうち5個以上当てはまる場合は、ニコチン依存症かもしれません。
・吸うつもりより、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがある
・禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがある
・禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコが欲しくてたまらなくなることがある
・禁煙や本数を減らそうとしたときに、いずれかの症状があった
(イライラ・神経質・落ち着かない・集中しにくい・憂鬱・頭痛・眠気・胃のむかつき・脈が遅い・手の震え・食欲または体重増加)
・症状を消すために、またタバコを吸い始めたことがある
・重い病気のときに、タバコは良くないと分かっているのに吸ったことがある
・タバコで健康問題が起きていても、吸うことがあった
・タバコで精神的問題(神経質や不安など)が起きていても、吸うことがあった
・タバコに依存していると感じることがある
・タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かあった
◆禁煙支援医療機関があります
禁煙支援を受けることのできる医療機関があります。一人でなかなか喫煙をやめられない人は、専門の医療機関へ相談することも方法の1つです。
お問合せ:白馬村役場 健康福祉課
【電話】0261-85-0713
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