前回は、血管内皮を守ることで、健康寿命をアップできるお話しをしましたが、そのうえで役立つ栄養素が野菜には豊富です。そこで今回は、白馬村の主な死亡原因となっているがん・心疾患・脳血管疾患予防に、特に役立つ野菜のご紹介です。
◆心疾患には
動脈硬化予防となる高血圧対策を!
カリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラルが有効です。
多く含む野菜は…
・モロヘイヤ
・水菜
・ほうれん草
・小松菜
・にら
◆脳血管疾患には
血管を強くすること!
血液サラサラで血栓予防を!
ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸が有効です。
多く含む野菜は…
・モロヘイヤ
・春菊
・ほうれん草
・ブロッコリー
・菜花
◆がん予防には
癌細胞の好む糖質を控えめに!
抗酸化物質でストレスを軽減!
酸化を防ぐビタミンのエースを!
ビタミンA・C・Eを多く含む野菜は…
・モロヘイヤ
・人参
・かぼちゃ
・ブロッコリー
・菜花
ビタミンやミネラルは、身体の機能全体がスムーズに働くために欠かせない栄養素で、野菜に豊富に含まれています。特に緑黄色野菜に疾患を予防する成分が多いです。一方、淡色野菜は量をたくさん食べられるものが多いので、ビタミン・ミネラル・食物繊維の補給源として役立ちます。一日の必要野菜量350gのうち、淡色野菜2/3、緑黄色野菜1/3のバランスが推奨されています。野菜たっぷり生活で心疾患・脳血管疾患のみならずいろいろな疾病予防を期待できます。メニュー作りや野菜作りの参考にしてみてください。
お問合せ:白馬村役場 健康福祉課
【電話】0261-85-0713
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