・給食センターは奥が深いのです。
◆紙パック牛乳
夏休みも終わり、小学校1年生は、学校生活や給食に慣れてきた頃ではないでしょうか。
さて、皆さんは給食といったら何を連想しますか?「揚げパン」という声も多々あると思いますが、「ビン牛乳」と答える方も多いですよね。
最近、新聞でも報道されていましたが、提供先の機械が老朽化したことなどで、白馬村の学校給食でも「ビン牛乳」が夏休み明けから「紙パック牛乳」に変わりました。
学校では、7月に栄養士が、児童・生徒に飲み方などの説明を行ない、「さよなら牛乳ビン」と題した献立を提供しました。記念に牛乳ビンを持って帰りたいという児童・生徒も驚くほどたくさん見受けられ、「ビンのほうが、味が美味しい」「ビンのほうが良い」と、ビン牛乳を惜しむ声のなかで、長く親しまれた「ビン牛乳時代」が幕を閉じました。
そして、8月からは「紙パック牛乳時代」が幕を開けました。紙パック牛乳というと、ストローで飲むと想像する方も多いと思いますが、この紙パック牛乳(名称:エコビーク)は、ストローを使わず、直接飲み口から飲んでも、こぼさず飲めるように作られています。紙パックに代わる話が出た時は、ストローは必要という声がありましたが、プラスチックストローの環境への影響も配慮し、中学校では基本的にストローは使わない、小学校では様子を見ながらチャレンジしていくという方向でスタートしました。慣れないうちは、牛乳をこぼすこともあるかと思いますが、その体験も学びなので、だんだん上手に飲めるようになると思います。村男も応援していますよ。
◆『ここで栄養教諭秘伝のレシピ』
市販のコロッケなどを少し味を変えたいときのお助けソースを紹介
これは、平成30年度の献立コンクールに入賞した「にんじんソース」です。
ちょっと栄養が欲しい、味を変えたいときに「切って・はかって・まぜて」かけるだけで栄養たっぷり!誰でも簡単に作れます。
◇材料…1人分
A
・だし汁…15g
・うすくちしょうゆ…0.5g
・本みりん…1g
・すりおろしりんご…5g
・すりおろしにんじん…3g
・白すりごま…0.1g
※しょうゆは、ご家庭で使っているものでよい
※だし汁・しょうゆは麺つゆでも代用できます。
B
・粉寒天…0.7g
・パセリ(色付けに)…少々
※粉寒天はとろみつけ用粉寒天です。水とき片栗粉でも代用できます。片栗粉0.5g水同量で解いてください。
◇作り方
Aを合せて煮立て、B粉寒天でとろみをつけ、パセリを加えるだけです。
※とろみが不要であればそのままでもOK♪
※コロッケなどにかけて召し上がれ☆
※1グラムは計量スプーンの小さじ5分の1、一つまみはだいたい1グラムと言われています
昨年10月から、育休代替栄養教諭でみなさんの献立作成や栄養指導をしていた「塩嶋久美子栄養教諭」が9月末で「伊藤勇真栄養教諭」と交代します。1年間本当にありがとうございました。
お問合せ:白馬村学校給食センター
【電話】0261-72-5143
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