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自治体の皆さまへ

第8回 箕輪町教育DXセミナー

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長野県箕輪町

■子ども主体の授業づくりへ
箕輪町では町内の小中学校の教職員が参加して研修する「DXセミナー」(昨年度までは「ICTセミナー」)を開催しています。今年度も、午前中が公開授業、午後は文化センター・ホールで、「パネルディスカッション」「講演会」を開催し、先生たちが学び合いました。実際の授業を見る(教室の空気を感じ取りながら、先生と子どもたちの動きを見る)ことは、とても大きな勉強になります。そしてその授業と今日的な課題についての話を聞くこと(講演会)で大きな「気づき」や「発見」が生まれます。先生たちもこのように研修を重ねています。

◆12月14日(木)開催されました!
当日は午前中に東小学校4年生の理科の授業と、中学校2年生の英語の授業が公開されました。授業の公開にあたり、両校ではどのような授業をつくっていくか、授業者を中心に子ども主体の授業づくりを研究してきました。講演会の講師でもある大村先生には今までに2回の授業を見ていただいて助言もいただいています。その大村先生から「ナイス・チャレンジな授業!」と言わしめたほど、子どもたちが自ら動いて追究を続ける授業でした。
午後は教職員7名のみなさんによるパネルディスカッションを行い、それぞれの授業研究実践や視察報告を交えての思いを語り合いました。セミナーの最後は、東京学芸大学准教授の大村龍太郎先生からの講演会でした。大村先生には箕輪町の学校教育を見てもらって3年目です。この日の話も午前中の公開授業をふまえて、教室実践に活かせる具体的なお話で、大変好評でした。

▽参会者の声
「ICTを使うことが目的なのではなく、教科の本質にせまる授業を目指していく大切さを改めて感じました。その中で便利な場面でICTを利用していけるように、勉強していきたいと思います。今回のセミナーをきっかけに、自分自身がICTへさらに挑戦してみようと思えました。自分の成長につながったように感じてありがたかったです。」(小学校教員)

「他教科の活用方法をお聞きすることでICTの使い方について、いままでになかった発想をいただくことができた。自己調整ができる、自分で決めて学ぶ、ということが自発的な学習につながることが分かりました。今は、子どもたちのほうからそのような授業が求められている気がします。多様性に対応するためにも、「わさわさがある授業」の良さに納得できました。」(中学校教員)

問合せ:教育委員会 学校教育課 
【電話】0265-70-6603

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