4月26日に、災害時は避難施設としての拠点、平時は地域のコミュニティ施設となる「箕輪町防災交流施設みのわBASE」がオープンしました。
災害時の拠点として利用に慣れてもらうことを目的に、日頃は町民のみなさんにコミュニティ施設として利用していただき、さらに、ここから生まれた輪がまちづくり、地域の発展へ広がることを目指します。
・災害時の避難施設
・平時の防災拠点
・多世代の住民の居場所
・活動・自己表現の場
箕輪町防災交流施設は、災害時の避難施設としての役割、平時の防災拠点としての利用に加え、多世代に渡る住民の居場所や、活動・自己表現の場としての側面を持つ施設を目指します。
災害時には地域の避難場所、物資配給の拠点になります。また、防災拠点として利用に慣れてもらうために、コミュニティ施設の性格も加味し、「誰もが気軽に利用できる居場所の確保」、「学生から高齢者までの多世代が過ごしやすい空間」、「様々な人が交流することができコミュニティが生まれていく施設」、「利用され続ける施設」など、多様性・多世代を受け入れられるような施設を目指します。
さらに、コミュニティ活動のなかで生まれた輪がまちづくりへつながり、持続可能な地域の発展に寄与していくことを基本構想としています。
・1階平面図
・2階平面図
※詳しくは本紙2ページから3ページまたはPDF版をご覧ください。
■使い方は自由みんなの居場所イメージ
多世代に居心地がいい「快適な居場所」としてつくられた「みのわBASE」は、機能的なキッズコーナーやユニバーサルデザインを考慮したスロープや手すりなどが設置された、だれもが気軽に立ち寄れる場所です。ご近所やお友だちとのおしゃべりや、仕事の打ち合わせ、お子さんのお迎えの待ち時間を過ごす場所として、また学習や創作活動の場として、使い方はみなさんの自由。
さあ、何をしに来ますか?
※各フロアについては本紙4ページをご覧ください。
◆施設概要(貸館等)
◆設備
・フリーWi-Fi完備
・PC持ち込み可
・充電可
・授乳室有
・バイアフリートイレ完備
◆「みのわBASEに集まれ!」
・オープニングセレモニーが行われました。
・オープニングイベントにはたくさんの人で賑わいました。
※詳しくは本紙5ページまたはPDF版15ページをご覧ください。
◆防災機能について
▽災害時に対応できる施設『防災拠点・避難所』
箕輪町災害対策本部と連携を図りながら、災害の規模や被災状況に応じた、避難所の開設、対策本部等の設置やボランティアの受け入れ拠点などに使用
▽100人が3日(72時間)避難可能な設備
・防災倉庫(48平方メートル)に、防災関連の備蓄
・非常用発電機の設置(LPG発電機)による電力確保、炊き出し等
・受水槽の設置(3日分の雑用水の確保)
・太陽光発電設備(65kW)・蓄電池(15kWh)の設置
・高断熱等により、NearlyZeb(75%以上の省エネ)を実現し災害時にも少ないエネルギーでの運営が可能
◆アクセスマップ
※詳しくは本紙5ページまたはPDF版をご覧ください。
▽箕輪町防災交流施設 みのわBASE
〒399-4601 長野県上伊那郡箕輪町中箕輪9499-4
TEL:0265-79-3190
開館時間:9:00~21:30(カフェ10:30~17:30)
休館日:
・毎月第3日曜日(原則)
・年末年始12月29日~1月3日
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