■異常気象と地球温暖化との関わり
近年、世界各地で海面上昇による低地の水没をはじめ、平均気温の上昇、大雨・豪雨による自然災害の激甚化など異常気象に見舞われており、日本でも「線状降水帯による大雨」「夏日の最多記録を更新」など異常気象を実感する機会が増えています。
異常気象の多くは気温や気象パターンの変化による元々備わった性質である一方、要因の1つとして大気中の温室効果ガス(二酸化炭素など)濃度の増加による「地球温暖化」が大きく影響していると言われています。
このまま温室効果ガスを排出し続けると、世界のほとんどの地域で平均気温はさらに上昇することが予測され、その影響で海や地面からの水蒸気量が増え、水蒸気が多い分だけ雨量を増加させ、大雨の発生につながるため、被害を減らすためにも、日本を含めた世界各国で地球温暖化対策が進められています。
◇2023年の日本の平均気温の基準値
(1991~2020年の30年平均値)からの偏差は1.34℃で、1898年の統計開始基準値以降最も高い値となりました。日本の年平均気温は、100年あたり1.35℃の割合で上昇しています。特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。
日本の年平均気温偏差の経年変化
出典:気象庁ホームページより
問合せ:町民福祉課地球温暖化景観担当係
【電話】75-2081
<この記事についてアンケートにご協力ください。>