■豊かな自然・歴史・文化を引き継ぎ、耀きつづける長和町の創造
ー令和6年度 一般会計予算ー
令和6年度一般会計当初予算額:59億7,300万円(対前年度比+5.5%)
令和6年度特別会計総額:20億9,890万円(対前年度比+0.6%)
今年度の予算の使い道について、歳入歳出別に紹介します。
■令和6年度予算のあらまし
令和6年度の町の予算が3月の町議会で可決されました。
一般会計予算は59億7,300万円で前年度当初予算56億6,300万円と比較すると3億1,000万円増額(対前年度比+5.5%)の予算となりました。
特別会計は6特別会計の総額が20億9,890万円で前年度20億8,681万円に比べ、1,209万円(対前年度比+0.6%)増額の予算となりました。
令和6年度の予算編成にあたりましては、国の動向、急激に変化する社会経済情勢の動向を踏まえ、第2次長和町長期総合計画後期基本計画、第2期長和町まち・ひと・しごと創生総合戦略、町長公約(『Nagawa Next Vision V』)を指針とし、町がおかれている厳しい財政状況を考慮しながらも、「誰一人取り残さない持続可能な長和町」を目指して編成作業を行いました。
社会経済情勢の変化(人口減少や少子高齢化といったこれまでの課題に加えて、デジタルトランスフォーメーションに向けた取組み、脱炭素の推進、持続可能な開発目標(SDGs)の推進など)に対応していくため、令和6年度当初予算においては、限られた財源を有効活用して、新たな課題にも対応しつつ、長和町の発展、安心・安全な暮らし、豊かな地域社会、町民皆様の「しあわせ」につながる必要な事業を着実に実施できるような予算としました。
◇歳入の概要
一般会計歳入のうち、町税全体では、前年度より0.6%減の7億2,209万6千円を見込みました。個人町民税については178万2千円減(対前年度比△0.8%)、法人町民税6万円増(対前年度比+0.3%)、固定資産税417万円減(対前年度比△1.0%)、軽自動車税114万6千円増(対前年度比+4.1%)、市町村たばこ税50万円増(対前年度比+1.4%)を見込んでいます。
一般会計歳入の約半分を占める地方交付税は前年度より4.1%増の29億4,000万1千円を見込みました。内訳は普通交付税が27億円、特別交付税が2億4,000万円です。
普通交付税については、前年度より1億3,000万円の増額としました。令和5年度の交付額を基に、国の予算見込みを加味し増額としました。一方、特別交付税については前年度より1,550万円の減額としました。令和5年度の交付見込みを参考に、減額となる要素を見込んでいます。
町債については、過疎対策事業債(1億1,240万円)を活用し、道路・橋梁メンテナンス事業、国保依田窪病院施設等整備事業及びソフト事業(6,940万円…福祉医療給付費、子育て応援給付金、保育園バス運行委託、地域いきいき券負担金、外国人誘客事業、高校通学費補助金、給食費無償化事業)の各事業を実施します。
また、辺地対策事業債(1億7,520万円)を活用し、ブランシュたかやまスキー場の施設改修及び圧雪車の購入を、合併特例債(1,150万円)を活用し、いこいの丘公園施設整備を、緊急防災・減災事業債(1,780万円)を活用し、高齢者生活福祉センター施設改修、消防用車両の購入を実施します。
地方交付税の振替分として発行が許可される臨時財政対策債については、680万円を計上しました。
※1 その他の内訳
地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、法人事業税交付金、地方消費税交付金、環境性能割交付金、地方特例交付金、交通安全対策特別交付金
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