■須坂市の介護保険料は県内全19市中最も低い
全国の2024年度~26年度の介護保険料が公表されました。長野県は、都道府県別で3番目に低く、その中でも須坂市は、県内自治体中2番目に低く、県内19市中では一番低くなっています。さらに、介護認定率は、19市中で2番目に低いです。長野県は長寿県でもあります。
長野県の介護保険料が低く、長寿県であること、須坂市の介護保険料・介護認定率が低いことの大きな要因のひとつに、保健補導員制度があります。保健補導員制度は、第二次世界大戦末期、劣悪な衛生環境から乳幼児をはじめとする住民の健康を守るため、旧高甫村で孤軍奮闘する大峡美代志保健師の姿に、村の女性が「自分たちにできることは、自分たちでやろう」との高い志をもって自発的に組織を結成して生まれました。この保健補導員制度が県内各地に広がり、長年の地道な活動により健康長寿県になりました。
現代社会はさまざまな課題がありますが、これらの解決方法として、保健補導員のような社会における人々の結びつきを支える仕組み「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)」が重要といわれています。区長はじめ市民、団体などとお話しする中で、須坂市のソーシャルキャピタルがとても高いことに感謝しております。
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