■「飯山市犯罪被害者等支援条例」制定
▽令和5年(2023年)4月1日から適用
飯山市は、犯罪被害者等の支援に関し基本理念や施策の基本となる事項を定め、総合的かつ計画的に推進し、犯罪被害者等が受けた被害の早期回復や軽減、生活の再建などを図り、誰もが安心して暮らすことができる地域社会の実現のため「飯山市犯罪被害者等支援条例」を12月25日に制定しました。同条例は、昨年の令和5年(2023年)4月1日から遡って適用となりました。
詳しくは人権政策課人権同和係【電話】67-0743までお問い合わせください。
◆飯山市犯罪被害者等 支援の内容
▽支援金
・遺族支援金…30万円(亡くなられた犯罪被害者のご遺族に支給)
・重傷病支援金…10万円(重傷病を負った犯罪被害者に支給)
▽日常生活支援助成金
犯罪被害者等の日常生活を支援するため、民間または公共のサービス等を利用した際の費用の一部を助成します。
・家事、育児および介護支援…上限5,000円/時間(上限72時間/年度)
・配食支援…上限1人1,000円/日(上限30日/年度)
・一時保育支援…上限2,200円/回(上限20回/年度)
・転居支援…上限20万円/回(上限2回/年度)
・カウンセリング等支援…上限5,000円/回(上限10回/年度)
・報道対応支援…上限23万円(上限1回/年度)
・弁護士相談支援…上限5,000円/回(上限3回/年度)
■基本構想審議会専門委員会で海外からの移住者と懇談
令和5年(2023年)12月25日、飯山市基本構想審議会専門委員会および飯山市地方創生総合戦略会議専門部会を飯山市役所で開催しました。
今年度2回目となる会議では、海外から移住された3名の方に出席いただき、海外から移住する方の目線を取り入れるため、委員との懇談を行いました。
海外から移住された方からは、新幹線による高い交通の利便性や自然を身近に感じられること、健康的な生活ができること、子育て環境がいいことなどの意見が出されました。一方で、生活に見合った給料がもらえる働く場所、ごみの分別、市内を循環するバスなどの公共交通についての意見もありました。
江沢市長は、閉会にあたり「大変貴重な意見をいただいた。今後に生かしたい」とあいさつしました。
■高齢者冬期共同居住実証試験に向け準備
▽飯山市の高齢化率 昨年10月1日現在で40パーセントに
飯山市は、高齢者冬期共同居住実証試験(お試し入居)を行うことを決め、令和5年(2023年)12月28日現在、入居者を募集するなど実施に向け、準備を進めています。
令和5年(2023年)10月1日では、飯山市全体の高齢化率(人口に対する65歳以上の割合)が40%に達し、高齢化が進んでおり、これは、長野県内19市の中で1番高い数値です。
この事業は、高齢者が冬期間も医療や社会活動とのつながりを持って心身の健康を維持し、住み慣れた地域で安心して過ごせることを目的に、上倉区と桑名川区にある共同住宅(アパート型)を準備し、冬期間自宅での生活に不安や困難がある方を対象に実施するもので、入居期間は3月28日までです。
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