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市議会だより No.114 ~12月定例会 一般質問(1)~

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長野県飯山市

12月11日~13日の3日間にわたり、14名の議員から市政に対する一般質問が行われました。(掲載は次ページからになります。掲載の順番は質問順です。)
掲載内容は、一般質問および答弁内容の一部を抜粋し、各議員が作成した原稿を基に編集委員会において確認し編集しております。
なお、正副議長につきましては、任期中は申し合わせにより一般質問は行わないこととしております。

■災害対策は市民目線で・希望を持てる飯山市へ
村松正勝議員

問:千曲川中抜け区間解消に向けて対策は進んでいるか。
答」国の人事局等へ千曲川信濃川飯山中里間直轄河川編入連絡協議会の活動で北陸地方整備局の体制強化を要望した。

問:飯山市公式LINEの運用を多様化できないか。
答:現在の運用方針は緊急情報のみに限定。今後の運用方針については検討していく。

問:指定避難所の変更は何故。また、城南中避難所の課題は。
答:複数の避難所で収容可能人数を超過する為、市内全域での再検討を実施した。城南中で課題のトイレ・エレベーターの設置は研究中。暖房機器については準備をしている。

問:城南中学校通学方法決定から8年経過したが、小中学校全体で見直ししないのか。道路状況次第で車道を歩く必要や橋を渡るので冬だけバスに乗れないかと声があるが。
答:令和7年度開校予定の城北小学校通学方法等検討委員会、開校計画推進会議で検討。7年度からの見直しを計画。今後、新たな緩和した基準の中で対応していきたい。

■市政運営および犯罪被害者等支援条例
上松永林議員

▽市政運営
問:新規事業の補正予算案は審議時間を考慮して提出を。
答:努力をしてまいりたい。

問:6年度予算編成方針に市長公約に掲げる重点施策を第一義とするとあるが。
答:市長公約1安心で安全な住みやすい元気な地域づくり。2医療福祉の充実、出産子育てしやすい飯山市。3スポーツ・文化・芸術・歴史・伝統を活かした飯山市づくりによる観光振興。4産業振興事業者支援。5誰もが活躍できる地域づくりの5つの重点政策の推進を念頭に基本構想等との整合を図り各種施策の事業化に向けて予算編成を進める方針。

▽犯罪被害者等支援条例
問:パブリックコメント実施の結果と対応は。
答:教育という言葉を明記してとの意見があり、条例案に追加修正して提案した。

問:家族が加害者のときは。
答:3親等以内の親族関係の場合は支援金等を支給しない。

問:外国人観光客への対応は。
答:対象は市内居住者であり外国人観光客は考えていない。

■市が所有する公共施設の今後の在り方について
髙澤富士子議員

問:旧城南中学校のプレサウンディングについて問う。
答:10件の応募があった。個別に聞き取り中で1月以降に公表できる部分を開示予定。

問:城北小学校開校後の閉校4校の、後利用に伴う避難所機能はどう考えているか。
答:現状のままでの後利用となる場合は、民間譲渡であっても避難所としての利用を前提に、また更地にする際は代替避難所を確保する予定。

問:飯山市は市民一人当たりの公共施設占有面積が県内一位である。市民の負担する維持費も一番多いということになるがそれについての認識はいかがか。
答:飯山市公共施設等総合管理計画の見直しを進める中で把握はしている。全体の20パーセント削減という目標に向けて維持費や委託の方法等を検討する。

問:市所有の観光施設に関して、観光局には個々の収支状況に合った指定管理料を設定すべきではないか。
答:各施設がこのまま公共施設であり続けるかといったことは今後具体的に検討したい。

■学校給食無償化・通学の安全確保・ガザ停戦の発信
荻原章一議員

問:学校給食の段階的無償化へ向け、本年度は4割公費負担を実施しているが、この事業評価については。
答:小中学生の保護者の方々にとっては非常に大きな支援になっている。給食の質も落とさず続けている。

問:冬期間の中学生通学安全確保について。防犯上の問題等のために保護者が送迎している実態が続く。従来から要望しているが、今冬からスクールバス利用ができないか。子どもの安全な通学を市がどう保障するかという条件整備の問題。市長の見解は。
答:指摘のあったところを早急に確認し、教育長とよく相談し善処していきたい。

問:パレスチナ・ガザ地区の状況に心を痛める。人道危機にあたり、地方から日本政府に対し即時停戦のための外交努力を求めることが必要では。
答:これ以上の犠牲者を出すことなく話し合いによる平和的な解決を願う。政府においては紛争解決のための外交努力強化が必要。意見の提出は研究検討する。

■予算編成と財政健全化について
山﨑一郎議員

問:市税収入が限られている当市において、ふるさと寄付金は予算編成上重要な財源であるし、特産品の販売にも貢献している現実だが、令和2年の15億円余をピークに毎年3億円余減少の状況だが今年はどんな状況か。
答:11月末現在で、対前年度比1億5千万円余減少の状況。

問:今年度予算では新たに3億7千万円余ふるさと基金に積み立てることになっているが見込めるのか。
答:現時点で昨年実績の75パーセントの見込みで厳しい状況。

問:このような状況において江沢市政たった一年で9億2千万円余も基金を取り崩す今年度予算編成になっている。こんな状況が続くと今後の予算編成次第では、前市政で長年積み上げてきた16億円余の基金は江沢市政の4年間でなくなると予想されるがどのように受け止めているか。
答:基金の状況は今後の推移で変わってくるので、全て取り崩すなどと言うことのないように、また地域の経済も着実に伸ばして参りたい。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

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