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市議会だより No.114 ~12月定例会 一般質問(2)~

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長野県飯山市

■高齢者支援・妊産婦支援・子育て支援について
常田徳子議員

問:運転免許証の自主返納後の支援をどのように考えるか。
答:現在のところ自主返納後の支援は行っていないが、他自治体の先行事例を参考に支援策の検討を進めていきたい。

問:自動車に乗れなくなった後の移動手段をどう考えるか。
答:自動車に変わる移動手段として公共交通機関を利用できるよう、他自治体の先行事例なども参考にして、効果的な高齢者への支援策について検討を進めていきたい。

問:妊産婦に対し身体にやさしい地元産の特別栽培米をプレゼントするのはいかがか。
答:特別栽培米を含め飯山市のおいしく安全な農産物を勧めたい。妊産婦等へのプレゼントという視点も参考としたい。

問:保育園の食材料費が高騰している。給食費の予算を小規模保育園に増やしては。
答:国の基準により給食費の金額を設定しているが、小規模の保育園は仕入れが少量のため単価が高くなることも。どの園の子どもも同じ水準の給食やおやつが提供できるように検討していきたい。

■上水道・防災計画・子育て支援・国スポについて
髙橋達幸議員

問:上水道地下埋設管の劣化等により漏水し、35パーセントもの水が失われており電気料金等の経費が無駄になっている。埋設管の布設替えを早急に本格的に対応し、改善を図るべきと考えるが見解を。
答:今後も日常的な調査と速やかな修繕に努めていく。また、平成30年度策定の飯山市水道事業経営戦略に基づいて、より効率的で実効性のある施設更新に努めていく。

問:トピアホール等の広い避難時において、停電になった場合の電源をどのように考えているか。
答:暖房設備が不足する場合に備え対流式石油ストーブ25台を用意。当市の災害時の備蓄計画洪水編で発電機については目標値33台を順次購入して整備していく計画である。

問:園児・小中学校の給食費完全無償化の取組み状況は。
答:国の動きに注視し財源確保について検討していきたい。

問:国スポに向け、市長の大会に向けての強い決意を。
答:非常に重要な行事と心得ており、全力で取組みたい。

■お米の干ばつ被害とクマ対策について
山崎武雄議員

問:今年は記録的猛暑によりお米の収穫量が少ないと聞くが、市内の状況はいかがか。
答:集荷量は昨年比で2割減、一等米比率は農水省発表の10月末時点での速報値で61・3パーセントであり2004年産以降最低の状況となっている。

問:玄米60キロの平均価格は5年間で3000円近くも下落し、肥料は3年前の2倍以上に高騰している。財政出動等の支援をすべきではないか。
答:現在、燃料や肥料などの価格高騰の影響を受ける農家に支援策を検討している。

問:クマの出没状況と、市民への安全対策についてお尋ねする。
答:出没情報件数は11月末日時点で167件。これは昨年度78件の倍以上である。出没情報発信とパトロールの強化、集落周辺の柿などの収穫の推進を防災無線等で周知を行ってきた。今後は年度内にスマートフォンアプリによる出没情報の提供を行い、電気柵設置や緩衝帯整備についても強化していく。

■人口減少対策・空き家対策について
西澤一彦議員

問:日本の人口は想定より7年から8年早く減少に向け進んでいるデータがある。市も国同様、想定より早く減少しているが対応策は。
答:第6次総合計画に掲げる「安全で安心して暮らしを愉しめるまち」の実現に向け施策を推進してまいりたい。

問:昭和40年代飯山市が財政破綻し40年代後半に秋津地区の山間地集落に住む100戸近い方々が同じ秋津地区の平坦地に移住され、コンパクト化が円満に進行した。半世紀後の今、急速な人口減少の局面に対応できる市のあるべき姿について市長の思いは。
答:一つの施策として地域おこし協力隊、集落支援員の活用を申し上げている。

問:空き家バンクへの登録が空き家解消の最も有効な手段で成約率は80パーセントと高い。建物の所有者が50代、60代のうちに家族間での話合いが大切。この周知が非常に重要と考えるが。
答:重要と考える。先般、住まいの終活セミナーを開催した。更に周知を図る。

■消防施設の修繕について
吉越利明議員

問:要望のある消防施設の修繕は、各区からの緊急性や要望年数などにおいて点数化し進めて行くと聞くが経緯は。
答:予算の関係で年8件程度の修繕であるが、毎年100件余りが未対応の状況であり早期に対応すべく検討を進めてきた。今後は3年間で42件の解消を目指している。

▽除雪作業について
問:人口減少により市道除雪車のオペレータ不足が他地域でも課題となっている。飯山市でのタイヤドーザーの作業員2名体制を今後どのように考えているのか。
答:国などでは安全を確保する除雪支援システムの実証実験などが行われている。国県の動向を注視し、ワンマン体制も対応できればと考えている。

▽緑の募金について
問:本年度の募金額は極めて少額であったが理由は。
答:市長の判断で、例年各区長経由でお願いしている募金活動を行わなかった。減少により緑化活動への影響が懸念されるため次年度は区長に協力をお願いし市民の理解を得たい。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

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