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自治体の皆さまへ

市議会だより No.114 ~12月定例会 一般質問(3)~

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長野県飯山市

■人口減の要因は生活のしやすさ 経済基盤の充実
髙橋春三議員

問:生活のしやすさの究極は命に関わる医療です。飯山赤十字病院に関連して、普通交付税の算定基準に公的病院を入れることへの見解を伺う。
答:地域医療体制の維持のために、公的病院も公立病院と同等の普通交付税措置が必要であると考える。他の自治体との連携や、関係の国会議員への要請行動なども検討していきたい。

問:危険空き家対策として近隣の市では行政代執行に踏み切ったが、当市の今後を伺う。
答:行政代執行は慎重に進める必要があるが、必要と判断した場合は、法令に基づき速やかに執行していきたい。

問:平成22年からコロナ直前の対比で、観光客入り込み数は30パーセント近くの減少だが、今後の行政と民間の協力のあり方を伺う。
答:行政は民間の補完であるということが役割分担の基本である。民間でできることは民間で、行政はあくまでその補完に徹する。しかし補完が10だということではない。

■市長の政治姿勢と6年度予算編成方針等を聞く
佐藤正夫議員

問:事業等を議会全員協議会よりも記者会見で詳細を述べ、既成事実化するのは如何か。
答:記者会見の席は詳細に説明できる。議会協議会では議員から質問があれば対応する。

問:新規事業を議会の直前に提案するのでなく、なぜ早く提案できないのか。思い付きだからか。早い提案で議員が調査研究でき議論が深まる。
答:思い付きでやるわけではないが、まとめるのに時間がかかる。早めの提案に努めたい。

問:冬期間、訪問介護先での駐車に困る。雪かき支援員の活用で解決できると思うが。
答:調査し検討して進めたい。

問:学校給食への有機米供給は市況より大幅高値で購入を。
答:一部分でも実現するための段取りをしていきたい。

問:競技場の芝生化は莫大な設備費と多額の維持費が必要であり、私は反対である。
答:サッカー場の一カ所は実現したい。

問:市長は何が何でも駅前ホテル建設を阻止したいのか。
答:民事調停中であり何も答えられない。

■ワクチンの健康被害は・森林活用・都市交流
松本淳一議員

問:市内でもワクチンの頻回接種により健康被害があると考える。国に健康被害の訴えができるが、申請費用に市の補助ができないか。
答:申請に診断書等の文書料が必要だが、現状では補助制度の検討はしていない。

問:今後の遺伝子ワクチンでも自己免疫疾患の可能性が言われている。市は自らも情報を集め市民の健康を守って欲しいがいかがか。
答:接種は法や国県の情報に基づいて実施している。市には専門性がないので独自な取り組みは困難である。

問:市の民有林で境界が明確で現在、活用可能な面積はどのくらいか。
答:民有林9741ヘクタールの約2・3パーセント。

問:森林活用のためどのような取り組みを考えているか。
答:境界明確化のため森林組合との連携、人材育成など、体制強化を考えている。

問:50周年の大阪市の子どもたちとの交流はどう取組むか。
答:観光局と連携し自然体験などの誘致活動を行っている。

■政治姿勢と令和6年度予算編成方針について
小林喜美治議員

問:新型コロナ感染症が一定の終息を見たが、物価高騰など日本経済の長期にわたる停滞、「失われた30年」といわれる状況が指摘されている。そのうえ政治資金の問題など政治不信も広がっている。こうした状況をどのように認識しているのか。
答:コロナへの対応が進展し、経済も落ち着いてきており、内需の拡大傾向にあると認識している。昨今の政治状況については、混乱しているとみているが答弁は差し控える。

問:予算編成方針について、5年度の地方財政計画は下回らないようにするとしているが、依然不透明なところもあることを指摘している。安心して暮らせる飯山市となることができるのか、見解を伺う。
答:国の地方交付税の総額は、自治体に配分される出口ベースで前年度予算比1・1パーセント増となっている。国の動向を注視して予算編成に及ぼす影響を考慮して、適正規模の予算となるよう取組む。市民の皆さんが安心して暮らしていけるような計画を立てていきたい。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

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