文字サイズ
自治体の皆さまへ

市議会だより No.119 ~6月定例会一般質問(2)~

42/54

長野県飯山市

■政治姿勢と街路樹等道路の安全対策について
小林喜美治議員

問:自民党派閥による政治資金問題について、最初は「新聞」によるスクープによって政治資金の疑惑解明が進み、国会において審議の中心的なものになった。国民には負担増・物価高騰、能登地方を襲った震災対策など政治的課題は大きい。現状は議論を尽くすべき国会が役割を果たしていない、この現実を市長はどのように認識しているのか。
答:十分な議論ができないままの状態が続いているとすれば決して望ましくない。住民の立場に立っていうべきことはしっかり言っていかなければと考えている。

問:中野市で公園内の樹木が倒れ市民が被害にあったことが報道された。市内の街路樹等で枯れていると思われる街路樹等が見られる。安全対策への対応について
答:中野市の被害を受けて街路樹等の調査を行った。その結果、長峰スポーツ公園や飯山城址公園、西回り線で確認されており、6月17日から伐採等の対策を行う予定。

■奨学金返還支援、駅前ホテル、ペット同行避難
髙澤富士子議員

問:「飯山市奨学生就職応援金」制度の概要と、利用実績について問う。
答:平成28年3月以降に大学高校等を卒業し、飯山市内に居住し就労する方へ返還年額の二分の一、限度額5万円を5年間支援する。近年は利用者が増加傾向である。

問:若者の定着促進に、県の施策に合わせ支援限度額を年10万円に拡大してはどうか。
答:近隣自治体の状況も踏まえ研究していきたい。

問:有識者の意見を総合的に判断して駅前ホテルの補助金を出しかねるとされているが、不備のあったとされる選定方法で選ばれた事業者と交渉を続ける理由は。
答:協定に基いた契約で進行しているものは直ちに違法とはならない。その件については法律家を招いて説明を受ける機会を設ける必要がある。

問:市の指定避難所にはペットを連れての避難は可能か。また、市民への周知は。
答:制限はないので同行避難は可能。ルール等のガイドラインで明確に周知啓発したい。

■学校跡地と記録集、みどりの窓口について
山崎武雄議員

問:学校跡地等の活用は、地域での利用を兼ねながら民間で利活用を図るという活用方針を示し、関係住民との対話を進めるべきと考える。
答:この提案は利活用の良い方法だと思います。地域住民の皆様はもちろん市民の皆様方にご提案いただく機会を設けてまいります。

問:令和5年12月議会でも質問したが、記録集の進捗について伺う。
答:記録集案を作成しました。今後は追加情報の提供やご意見を伺うため、パブリックコメントを実施する予定です。

問:飯山駅の券売機は操作が難しく混雑することもある。みどりの窓口の再設置をJR東日本にお願いできないか。
答:駅では、現状でのみどりの窓口の再設置の見込みはなく、混雑時には臨機応変に対応する体制を整えているとのことです。旅行者が急速に回復傾向にあり、飯山駅を利用される方がスムーズかつ快適に利用できるようJR東日本に働きかけてまいります。

■市政運営と経済対策
上松永林議員

問:施政方針と公約が示す、市の目指す姿、根幹は何か。
答:根幹にあるものは、安心で安全で住み易い元気な地域づくりを推進する事による、人口社会動態の増加です。

問:重点施策“「世界に誇れる技術を持ち、産業が活発なまち」づくり“の事業内容は。
答:農業振興を継続して支援、新規就農者の育成、米のブランド化、地産地消を推進する。工業は企業立地振興条例に基き新たな投資を支援し雇用創出を図る。既存事業者・伝統産業の支援を軸に商業は各種補助金・税制・制度資金融資等を実施。観光では情報を発信し、スキー・川遊び・サイクル列車・トレッキング・体験学習等の誘客を促進する。

問:「市が中小企業の振興に責任を有する事を明示する」と公約した「中小企業振興条例」は今期中に制定するのか。
答:市は振興に責任を持つ主体の一つ、整い次第発表する。

問:市の力を活用、協働で地域に根差して経済活動をする事業者の振興政策の創出を。
答:協働で。同じ考えです。

■保育園米飯給食 みゆきポーク 訪問介護報酬
荻原章一議員

問:保育園の米飯給食導入について、市民の広い理解を得て実施されることを願う。課題と今後の進め方は。
答:5月から全ての園で月1回程度3歳以上児への米飯提供の試行にとりくむ。調理員の業務など予算面技術面を含め課題を解決しながら安心して食べられるご飯提供にとりくむ。

問:地域振興に非常に貢献しているブランド・みゆきポークの後継者育成について、再度関係者が知恵を絞り合うことが必要ではないか。
答:JA長野と連携し新たな養豚経営者の募集を継続している。また、農林高校と連携してブランド存続のための研究計画を支援したい。

問:国の3年に一度の介護報酬改定で、訪問介護報酬が引き下げられた。現場へ困難を与える引き下げは撤回すべき。市内への影響はどうか。
答:独居や高齢者世帯が増える中、当市においては憂慮すべき事態。事業者には人材確保など事業継続への影響が懸念される。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU