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令和6年度 飯山市中学生 平和学習派遣事業参加報告『平和への思いを伝える』

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長野県飯山市

飯山市中学生平和学習派遣事業として、8月5日から6日までの2日間、広島市で行われた「広島原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に、市内中学生10名を派遣しました。参加した生徒に、見聞きし、学んだことについて、文章にまとめていただきました。

■参加日程
▽5日
・広島平和記念資料館見学
・原爆の子の像に千羽鶴を奉納
・原爆ドーム見学
・被爆体験伝承講話

▽6日
・慰霊式、祈念式参列

■城北中学校 齊藤里莉奈
広島平和学習に行き学んだ事がたくさんありました。授業では見られない風景を自分の目で見て、平和と戦争の関わりについて感じることができました。特に、平和記念資料館では、当時の写真や使っていた物などが展示されていて衝撃を受けました。被爆体験伝承講話で教えていただいたことを無駄にせず、自分たちの言葉で広めていき、もっと多くの人たちに知ってほしいと思いました。

■城北中学校 三橋佳歩
広島平和学習に行き、多くの事を知ることができました。伝承講話では、原爆の被害は投下後も長く人々を苦しめ続けることを知りました。平和記念公園の見学や式典に参加して実際行かないとわからないことが多く平和の尊さ、そして戦争の恐ろしさを感じました。

■城北中学校 青木倫乃
広島に行き、私は改めて平和の大切さを学習できました。罪のない日本人が多く被害者となり、命を落とした戦争。普通の朝に突然落とされた原爆。とても衝撃的なものでした。私は広島で学んだことを伝えるのが平和な世界への近道だと思いました。

■城北中学校 栗林ののは
私は広島平和学習に参加して自分の無知さを知り、とても恥ずかしくなりました。これから、たくさんの人に戦争のことをもっと知ってもらい、自分が知っていることが全てだと思い込まず、さらに学ぼうとと思います。

■城北中学校 岸田心和
広島を訪問し、原子爆弾の恐ろしさを体で体験することができた。広島で見て聞いたものから多くのことを考えた。「今よりももっと」という言葉が何度も何度も頭の中で繰り返されていました。この「今よりももっと」という考え方が、未来の世界平和をよりよいものにしていき、今よりももっと平和について広めていけると思いました。

■城南中学校 石川拓海
今回の広島平和学習では、資料館見学や講話を通して、原爆が日本に残したものについて学びました。特に、講話では、写真や資料からでは分からない健康被害や差別問題について初めて知る事ばかりでした。この学習で学んだ事を多くの人に伝え、原爆に関心を持ってもらえれば、世界が変わると改めて考えさせられました。

■城南中学校 岩倉央佳
私が印象に残ったことは、被爆された方々の遺族の言葉で「戦争は人間の生命を奪う、戦争は死そのもの」と言われたことです。私は、簡単に人の生命を一方的に奪う戦争が許されないことだと思いました。この出来事を正しく伝えていきたいと思います。

■城南中学校 長井そよか
私は、広島での平和学習を通して戦争による原子爆弾は一瞬にして多くの命を奪ってしまった悲惨な出来事で、決して忘れてはならないと思いました。二度と同じことを繰り返さないためには、平和を願う人々の思いに触れ、戦争当時の現状を伝え続けていくことが大切だと学びました。

■城南中学校 渡邉紫麻
今回の広島平和学習で、私は国のために自らの命を削ってでも戦わなければならなかった人達の思いに触れることができました。資料館の壁にあった多くの辛い顔、痛みに耐える治療中の子ども達の顔、これらを見ていると、心が痛くなり涙が出そうでした。私は今回飯山市の代表として責任をもって行ったからには、自分が広島で学んだことや目で見て得た知識などを、これからの未来を担う子ども達に語り続けていきます。そして、一人一人が平和について関心を抱いてほしいと思います。

■城南中学校 小林優月
私は今回の平和学習で、戦争や原爆の被害の大きさ、被爆者の酷い状態をより深く知ることができたと思います。私はこの学習で学んだ広島の原爆のことをさまざまな人に発信し、知ってもらうこと、平和について考えることが何よりも大切だと思っています。

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