文字サイズ
自治体の皆さまへ

〔特集〕ふれあいスクール指導員~児童に安心・安全な居場所を~(1)

1/19

長野県高森町

■(?)ふれあいスクールとは
ふれあいスクールは、放課後や学校休業日(土曜日や夏休みなど)に児童が安心して過ごすことのできる“遊び”や“生活”の場を提供しています。「保護者が(仕事の関係で)留守になってしまう」「下校時刻が早い1年生をきょうだいが帰る(完全下校の)時間まで待たせたい」など家庭の事情に応じて児童を預かっています。
「ふれあいクラブ」(通常)、「ふれあいクラブ」(長期休業)、「学童クラブ」の3種類があり、利用できる条件や時間などが異なります。いずれも児童が通い慣れている学校施設を使用しているため、利便性も良く安心して利用できます。また、仲間づくりや異年齢間の交流、地域の人との関わりなど、共に育ち合う場の創造も目的としています。

◇ふれあいクラブ
学校開校日
北小:~午後4時00分(通年)
南小:
~午後4時10分(夏季)
~午後4時00分(冬季)
負担金:なし

◇ふれあいクラブ長期休業
夏休み/春休み
午前8時30分~午後4時00分
※保護者当番あり
夏休み:3,000円
春休み:2,000円

◇学童クラブ
学校開校日/毎週土曜日
夏休み・春休み
学校開校日:放課後~午後6時30分
毎週土曜日/春休み・夏休み
午前8時30分~午後6時30分
負担金:月額3,000円

※加入負担金は一律1,000円(保険代など)毎年必要になります。詳細は教育委員会事務局学校教育係まで

■〔対談〕子どもたちの笑顔と元気な姿が最大の原動力
北小学校ふれあいスクール指導員 松長弘子さん
飯田市生まれ、高森町吉田在住。放課後児童支援員資格保有。町の体育指導員を10年間務め、柿の里SCや南信州レクリエーション倶楽部の一員としてヒップホップダンスをベースにした「ダンス信濃の国」の指導にも取り組む。指導員歴13年。

南小学校ふれあいスクール指導員 堀木律子さん
松川町生まれ、松川町在住。放課後児童支援員資格保有。「子どもに関わる仕事をしたい」と39歳で飯田女子短期大学(現…飯田短期大学)に通い保育士の資格を取得。周囲を明るくする人柄の持ち主。指導員歴10年。

ふれあいスクールでは児童に安全な生活の場を提供するため、指導員が常駐しています。安全を最優先に、共に遊び、見守る指導員の先生は児童たちにとっても身近な頼れる存在。どんな思いで仕事に取り組んでいるのか話を聞きました。

―この仕事を始めたきっかけは?
松長:町の体育指導員として「リーダー研修」で小学生と関わったり、南信州レクリエーション倶楽部で子どもたちにダンスを教える機会があり「子どもに関わる仕事がしたいな」という気持ちがありました。そんな時、町の音声放送で指導員を募集していることを知り、どうせ働くなら好きなことを仕事にしたいという思いから応募しました。
堀木:私は、子育てをしながら飲食のチェーン店で働いてきました。接客の仕事も楽しいですしやりがいもありますが、一方で昔から「保育士になりたい」という気持ちを持ち続けていて。39歳の時、飯田女子短期大学(当時)へ社会人枠で入学し、3年かけて保育士の資格を取得しました。子どもに関わる仕事を探している中でこの仕事を見つけて応募した形です。今もWワークで午前中に飲食店で勤務、午後からふれあいスクールで働くという日々を送っています!
松長:子どもたちの下校時刻に合わせて午後2時から午後7時までの仕事なので、午前中に自分の時間ができるのは意外と便利ですね。家のこともできるし、働きやすいなと思います。

―普段の仕事の流れは?
堀木:午後2時に出勤して掃除、予定の確認、事務仕事やおやつの準備をしながら下校を待ちます。そこからは帰るまで子どもとの関わりですね。南小は人数が多いので、ふれあいクラブは体育館の2階、学童クラブは「かきいろクラブ(※1)」に分かれて、運営しています。
松長:北小も流れは同じですが、ふれあいクラブも学童クラブも校内の同じ部屋で運営しています。学童クラブのお迎えは基本午後6時30分ですが、家庭の事情により午後7時までお預かりします。全員の下校を見届けてから帰宅します。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU