■「特定外来生物」とは…
外来生物(人間の活動によってほかの地域から移入された生き物)のうち、自然環境や人の生命、農作物などに被害を与える、または与える恐れのある生きもので、「外来生物法」により指定された生き物のことです。
特定外来生物はいずれも繁殖力が強く、放っておくと自然環境や景観に影響があります。
また、一度増えると駆除するためには、たくさんの労力や時間が必要になります。
所有している土地に生息していないか確認をしていただき、生息していた場合は駆除をお願いします。
■高森町の特定外来生物
ー特に駆除が必要な2種ー
◇アレチウリ(原産地/北アメリカ)
・毎年夏頃になると、樹木などに巻き付き大きな群落を作っている
・ウリ科のつる性1年生草本で、9月頃に鋭いトゲを持つ金平糖型の集合果をつける
・つるを伸ばしてほかの植物を覆い、日光を遮って駆逐する
・蜜を吸うために蜂が集まる
◇オオキンケイギク(原産地/北アメリカ)
・毎年5月から7月頃になると、町内にコスモスに似た鮮やかな黄色い花を咲かせている
・キク科の多年草本で、直径5~7cmの花を咲かせる
・繁殖力が強く在来植物を駆逐し、生態系に影響を及ぼす
◇駆除方法
小さいうち・種がつく前に、抜き取りまたは刈り払いをする。
抜き取ったまたは刈り払った特定外来生物は、燃やすごみとして処分する。
少量の場合:燃やすごみ専用袋に入れて枯らしてから、ごみステーションへ出す。
大量の場合:密閉できる袋(指定袋でなくても可)に入れて稲葉クリーンセンターへ直接持ち込む。
このほかにも以下の種類が確認されています。所有地内で発見した場合の駆除方法については、下記までご相談ください。
植物:オオカワヂシャ、オオハンゴンソウ
哺乳類:アライグマ
爬虫類:ミシシッピアカミミガメ
両生類:ウシガエル
魚類:ブルーギル、コクチバス、オオクチバス
甲殻類:アメリカザリガニ
問い合わせ先:環境水道課 環境係
【電話】35-9409
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