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自治体の皆さまへ

〈特集〉笑顔は年齢を超える

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青森県むつ市

高齢者にあたたかいむつ市を目指して、様々な事業が始まろうとしています。シニア世代のスマホデビュー、ゴミ出し支援事業もそのひとつです。
今回は、年齢を重ねても笑顔を絶やさず、活動的に楽しんでいる方々の様子と、高齢者の方へ向けた各種事業を紹介します。

■一週間に一回でいいから「楽しみ」をつくる。それが元気の秘密。
◇いつまでも仲間とサークル設立当初から20年以上、元気に活動を続けている佐々木満里子さん、久松恵子さん。
「楽しいから続くし、やっぱり好きだから続けられるんだよね」「着物を着るのだって気分を高めてくれるもののひとつだし、サークルの仲間同士の関係もすごく大切」と、色とりどりの扇、着物で舞う部屋の中、花が咲いたような笑顔でお話してくれました。
※生きがいサークルの日程等詳細は、本紙9Pへ

◇新しい居場所
ビデオゲームなどを使った対戦をスポーツ競技とする「eスポーツ」。いち早く導入している緑ヶ丘町内会では、簡単なパズルゲームから格闘ゲームまで、さまざまな種類のゲームがあります。
取材当日、パズルゲームの対戦に白熱した歓声があちこちから飛び、大盛り上がりでした。
ビデオゲームという新しいものに触れ、家族や世代を超えたコミュニケーションや、高齢者の新しい居場所として期待できるeスポーツ。今後も大注目です。

◇スマートフォンで手に入れる新しい生活
時代はデジタル社会と呼ばれるようになり、国や各都道府県、むつ市でもLINEやYouTubeなどのスマートフォンアプリを使って情報発信に力を入れています。また、災害が多くなっている今、スマートフォンは、避難や安否確認にも欠かせないアイテムの一つとなっています。
今年度、市では防災行政無線の音声をスマホに届ける「防災行政無線音声配信システム導入事業」を実施する予定です。防災アプリとして、緊急時にはマナーモードでも自動的にアプリが起動し、音声での緊急情報をお届けすることができ、防災行政無線での「聞きとれない」を解消します。
また、基本的な操作や応用的な便利機能まで、手厚いサポートを受けられるスマホセミナーは、令和7年3月まで各地区で開催する予定となっております。
※日程等の詳細は本紙6Pへ
スマホ購入費用を一部補助という形で応援するスマホデビュー。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

◇防災対策の一番はスマホを持つこと
千葉 亮さん

スマホセミナー「はじめてのスマートフォン体験」に訪れた千葉さん。今現在もスマートフォンを使用しておらず、体験に参加したといいます。 「ガラケーも使いこなせていないのに、スマホなんてと思うが、防災のためにスマホを持っておかないとと思った」とお話していた千葉さん。サポートスタッフの方と一緒に写真を撮影したり、文字をしっかりと打ち込んでいました。
「ひとつひとつの操作・機能に驚いている。これで世界中のことがなんでもわかるね」と嬉しそうに話す千葉さん。スマートフォンへの期待がますます高まったようです。

■笑顔は年齢を超える~各種事業詳細~
◆シニア世代のスマホデビュー!(^^)!
市内に住む65歳以上の市民にスマートフォン購入費用の一部を補助します。
・マイナンバーカードを所持している方で対応したスマホを購入、回線契約した方
・非営利目的かつご自身で使用される方、市が指定する店舗で購入した方
・購入した店舗でスマホ教室を受講した方
・購入したスマホにむつ市が指定するアプリをインストールした方
・市税等の滞納がない方
対象費用:スマホ本体購入費(周辺機器含)、事務手数料、アカウント設定費
補助金額:
・初めてのスマホ購入…32,000円を上限として補助
・フューチャーフォンからスマホに乗換購入・回線契約…20,000円を上限として補助
※補助金申請期間:令和6年4月1日~令和7年3月15日まで

問合せ:むつ市総務部 情報・DX戦略課
【電話】内線2141~2143

◆シニアeスポーツはじまります。
新たな生きがいを提供。
あたまの健康増進をサポート。

▽シニアeスポーツって?
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピュータゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。
高齢者がeスポーツに取組むことで、脳の活性化や認知機能の向上といった効果が期待されています。

▽どこでできるの?どんなことができるの?
老人憩の家福寿荘・禄寿荘にeスポーツ機器を設置し、高齢者がeスポーツを楽しめる環境を整備します。スポーツゲーム、レースゲーム、パズルゲームなどの家庭用ゲームを設置する予定であり、秋ごろの運用開始を目指し、準備を進めています。

問合せ:むつ市健康福祉部 総合福祉課
【電話】内線2566

◆朝のごみ出し、お手伝いします!!
高齢者、障がい者の方のうち、自力で集積所に搬出できない世帯へごみの回収支援を実施するため、8月の事業開始に向け進めています。
・可燃ごみは週1回、不燃ごみは月1回、自宅前からごみを回収します!回収日までに蓋つき容器へごみの排出をお願いします。
・回収の日程はお住まいの地区の可燃ごみ、不燃ごみ回収日に合わせて行います。
・利用するには申請が必要になります。料金は無料です。
※ごみは市指定のごみ袋へ入れてください。
※ごみを入れておく蓋つき容器は、各自でご用意をお願いします。
※カラス・猫等の対策は、利用者の方で対応をお願いします。

問合せ:むつ市市民生活部 環境政策課
【電話】内線2461~2464

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