6月になり梅雨入りも間近となりました。
近年、雨の降り方が変化して豪雨による災害が各地で発生しています。
三戸町は山と川に囲まれており、台風、大雨などで甚大な水害や土砂災害が起こる可能性が考えられます。
事前に、防災マップなどを確認して、災害に備えましょう。
◆警戒レベル4「避難指示」で必ず避難しましょう
※警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。レベル5緊急安全確保の発令を待たず、速やかに避難しましょう。
※警戒レベル3は、高齢者等以外の人も必要に応じ普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。避難に時間のかかる高齢者や障がいのある人は、危険な場所から避難しましょう。
◆避難のポイント
○避難とは「難」を「避」けることです。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。
○避難先は避難所だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。
○豪雨時の屋外の移動は、車も含め危険です。やむをえず車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況を十分確認してください。
◆防災マップを活用しましょう!
ハザードマップや避難所などの情報を示した防災マップを全世帯に配付しています(令和2年3月発行)。お住まいの地区の避難情報について、今一度確認しましょう。
お持ちでない人は、役場総務課でお渡しできます。
災害に立ち向かうためには、「自助」「共助」「公助」の連携が大切になります。
そのなかでも、災害発生の初期において、もっとも大切になるのは「自助」と「共助」です。
《自助とは》
自分や家族の命と財産を守るために、自分自身で防災に取り組むことです。「自らの命は自らが守る」という意識をもって、日ごろの備えやいざという時の避難など、命を守る対応を自ら判断して行動に移しましょう。
《共助とは》
災害時に、自分や家族の安全を確保した後、地域の人や企業などと助け合うことです。自ら避難することが困難な方を支援し、地域みんなで災害に備え、支え合うことが必要です。
《公助とは》
町、消防、警察、自衛隊などによる、公的な救助・援助のことです。三戸町では、避難所や備蓄物資の整備、自治体や企業との災害時応援協定の締結など、防災対策や体制の整備を進めています。
◆自分の身を守るため、さまざまな情報を自ら手に入れましょう!!
《防災行政無線》
地震などの災害が発生した際は、緊急地震速報や避難指示などの重要な情報を、屋外拡声子局(屋外スピーカー)や戸別受信機などを通してお知らせします。そのほか、危険動物の出没や各種行事などの行政関連情報も放送しています。
お住まいの環境や天候によっては、放送が聞き取りにくい場合があります。放送内容を確認したい場合は、次の電話番号で確認することができます。
【電話(通話料無料)】0120-335-898
(さんのへさんのへごーやくば)
《ほっとスルメール》
三戸町では、災害や犯罪に強い安全な地域づくりを目指し、「八戸市安全・安心情報メール配信サービス」を利用して、三戸町の安全・安心情報を配信しています。
このサービスでは、防災情報のほか気象情報や地震の情報、防災行政無線の情報など、自分が必要な情報を選んで登録できます。
スマートフォンをお持ちの人は、アプリの利用が便利です。
●パソコンや携帯電話からの登録方法
(1)下記アドレスに空メールを送信する。
・パソコン
【メール】anzenjoho-pc@anshin.city.hachinohe.aomori.jp
・携帯電話
【メール】anzenjoho@anshin.city.hachinohe.aomori.jp
(2)表示されたURLにアクセスし、三戸町を選択する。
(3)利用規約を読み同意する。
(4)各種設定や受け取る情報を選択し、登録する。
《国や青森県の情報入手先》
▽気象庁ホームページ
・三戸町の防災特集
・キキクル(危機が来るのを一目で確認)
▽青森県土砂災害警戒情報システム
・土砂災害警戒の情報等
・青森県土砂災害警戒情報メール通知サービスの登録
▽青森県河川砂防情報提供システム
・河川の水位
・河川カメラ
・洪水お知らせメールの登録
▽ハザードマップポータルサイト(国土交通省・国土地理院)
・重ねるハザードマップ
・わがまちハザードマップ
《三戸町テレビde広報》
青森放送株式会社(RAB)「1チャンネル」と三戸町が連携し、テレビのデータ放送(dボタン)を活用した情報発信を行っています。
テレビのほか、スマートフォンの「青森放送アプリ」やRABホームページから情報を得ることができます。
《マイ・タイムラインをつくってみよう!》
Q.マイ・タイムラインとは??
A.風水害のような事前に予測できる災害に対して、家族や生活にあわせて、あらかじめ、いつ、なにをするのか時系列を作成する、住民一人一人の「オーダーメード」の避難確保計画です。
広報紙下の2次元コードを読み取ると、マイ・タイムラインをwebで作成できるので、ぜひつくってみてください!
マイ・タイムラインでは、防災情報を「知る」ことから始まり、避難行動の課題に「気付く」ことを促し、どのようなことをするのか「考える」ことが重要になります。
(※二次元コードは広報紙3ページをご覧ください。)
問合せ先:三戸町総務課防災危機管理室
【電話】20-1119
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