地域プロジェクトマネージャー
周布 祐馬
こんにちは、地域プロジェクトマネージャーの『ぷーま』こと周布祐馬です。今回は現在検討を進めている「買い物支援」の取り組みについてご紹介したいと思います。
■なぜ「買い物支援」なの?
ご存知の通り、現在町内にはスーパーが無く、日用品や食品が買える商店も営業を止めてしまうなど、町内で買い物することが段々と難しくなっていっています。またかつては週に数回町外まで買い物に出掛けていた人も、年齢を重ね徐々に遠出が億劫になっているという声や、買い物が不便だから住み慣れた町を離れるという方もいるようです。
日々の買い物は若者にとっても年配者にとっても生活を営む上では欠かせない行動にも拘らず、買い物に苦労している人が年々増えているのが現実です。このような現実を踏まえ、町ではワーキンググループを作って「買い物支援」の検討を始めることにしました。
■大切にしている3つのこと
検討を進めるにあたり大切にしていることが3つあります。1つ目は『利用したくなる仕組み』であること。先述の買い物に苦労している方はもちろん、悪天候の日などは健康な方でも利用したくなるような便利な仕組みを作りたいと考えています。
2つ目は『利用しやすい仕組み』であること。せっかく便利な仕組みがあっても利用しづらかったり、一部の人しか利用できない仕組みであったりしてはもったいない!そこでお年寄りだけでなく、突然買い物に行けなくなった方などにも気軽に利用してもらえる優しい仕組みであることも大切だと考えています。
そして3つ目は『持続的な仕組み』であることです。今回の買い物支援の取り組みは役場発の活動ですが、民間事業者が中心となって運営してもらいたいと考えています。そして多くの民間事業者や個人の方に運営に協力いただき、より魅力的な仕組みを作ることができれば、結果その仕組みは多くの人が長く利用できるものとなるはずです。
最後に忘れてはならないポイントをもう1つ。それは求めるものは人によって違うということです。全員の希望を100点満点叶えることは困難かもしれませんが、1人でも多くの人の助けにつながる仕組みとするためには、様々な買い物手段を提供することがスタートラインだと考えています。
「買い物が楽しくなった」と言われる仕組みを目指して、引き続きワーキンググループで検討を進めてまいりますのでどうぞ続報をご期待ください!
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