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地元のこと、進路のこと、八戸で18年間を過ごした高校生からのメッセージ(1)

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青森県八戸市 クリエイティブ・コモンズ

この春、卒業を迎える高校生は、八戸で過ごした18年間に何を思うのでしょうか。
高校生地域づくり実践プロジェクトの一環として「『縄文にときめく』~オリジナルグッズでもっと縄文が好きになる~」をテーマに、縄文文化を学び、縄文グッズの制作を行った千葉学園高等学校生活文化科3年生の3人に、高校生活、進路、八戸の未来のことをお聞きしました。
(取材は11月下旬)

◆八戸での18年間の思い出は?
・高校3年間の日々
大山彩希(おおやま いぶき)さん
生徒会役員として、学校行事の企画運営に携わったことや、検定合格に向けて友だちと一緒に取り組んだ一つ一つが、かけがえのない時間です。

・部活に打ち込んだテニスコート
大堀好香(おおぼり このか)さん
テニスコートはテニス部の活動で沢山通ったので第二の家です!新井田公園の4月にリニューアルしたテニスコートで、春季大会の選手宣誓ができたことがうれしかったです。

・中心街での貴重な経験
武田栞愛(たけだ かんな)さん
はちのへホコテンでファッションショーをしたのが濃い思い出で貴重な経験でした。はっちで、他の高校生や大学生と、開催内容について意見を出し合って交流できました。

◆充実した高校生活
3人が所属している生活文化科は、ファッションの基礎など家庭生活に役立つ教養や技術を身に付ける学科です。

◇高校生活で力を入れた活動を教えてください。
・大山さん
今年(令和5年)3月、3年生3人・2年生4人で、学校制服縫製工場の制服の残り布を使って、館鼻岸壁朝市公認アイドル「pacchi」のオリジナル衣装を作りました。スカートにボリュームを出すため、ウエスト部分に布を重ねて縫うのが難しかったです。pacchiの皆さんが泣いて喜んでくれたので作ってよかったです。

・武田さん
今年10月、はちのへホコテンの高校生企画「生活文化科ファッションショー」と「縄文ファッションショー」で責任者を務め、自ら制作したデニムジャケットとチェックシャツをリメイクしたセットアップを着て、モデルとしても参加しました。学校行事以外でファッションショーができたことで、いろいろな人に自分たちの活動を伝えることができてうれしかったです。

・大堀さん
史跡根城の広場で着用体験に使用される、中世に庶民が着用していた小袖とはかまを制作中です。広場内のブナの木の幹で草木染めをしました。染色した布から色が出なくなるまで、何度も水洗いをしたのが大変でした。先輩たちが作ったものを参考にしながら、手縫いとミシンで作っています。

◆地域の魅力を発見
◇高校生地域づくり実践プロジェクトの感想を教えてください。
・大山さん
是川縄文館にお話を聞きに行ったときに、縄文時代の土偶がそのまま残っていて縄文文化のすごさに気付きました。グッズを作るために文様や土偶を調べたことが、より深く知るきっかけになりました。作品制作を通じて縄文文化と接点ができて、縄文文化の見方が変わりました。

・大堀さん
合掌土偶に愛着がわきました、かわいいんじゃない?って。国宝の一つが八戸にあるのがすごいなって思いました。

・武田さん
耳飾りを着けた女性をデザインしたチャームを作りました。縄文時代の女性もアクセサリーを身に着け、おしゃれだったことを知り感動しました。縄文時代の文様は現代にも通じると感じ、興味が湧きました。

◇大山さんと大堀さんは、11月3日の是川縄文の日に、是川縄文館で、制作したグッズを販売したそうですが、お客さんの反応はどうでしたか?
・大山さん
小さい子からお年寄りまで沢山の方が「かわいい」とか「鮮やかなのいいね」って喜んでくれたのでよかったです。

・大堀さん
お客さんが喜んでくれてやりがいがありました。

問合せ:(記事について)広報統計課
【電話】43-9317

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